海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

中国による爆買いはまだまだ進みます。

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中国の海航集団がドイツ銀行株の持株比率を10%とし、筆頭株主に躍り出ました。

ここ10年、食品、繊維、資源、産業機器、自動車等の分野で中国による爆買いは世界中で進められてきました。

金融分野でそれがどこまで広がるかが、中国のヘゲモニーがどこまで強固になったかを示す目安になっていくと思われます。中国法人を親会社として、香港法人とオフショアファンドを駆使しながらビジネスを展開する日本人が出てくるのも時間の問題です。

 

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マカオ法人とカジノ その10

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前回の続き⇒

 

中国の反腐敗政策が一段落したことと、IR(カジノ統合型リゾート)開発が一段と進んでいることにを受けて、マカオのカジノに客足が戻りつつあります。

 

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カジノ運営各社はこれから、増加する中国の中間所得層の獲得競争に突入するだけでなく、観光大国である日本のカジノ導入との競争にもさらされることになります。

 

こうしたカジノの大衆化のながれの中で、マカオ法人とカジノの両方を活用すれば何かできるのではないか、という視点を持った方からの問い合わせが増えてほしいと願っております。

 

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近くて遠い海外法人

海外法人と聞くと、まずは香港法人やシンガポール法人といった金融センターを思い浮かべる方が多いと思います。

少し詳しく調べたことのある方なら、セーシェル法人やBVI法人といったオフショア法人を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

タックスヘイブン対策税制や共通報告基準(CRS)、パナマ文書と関連してニュースになることも増えてきましたので、近年は一般社会にも認知されつつあります。

 

こういった海外法人は、渡航せずに法人登記が可能で、海外に居ながらにして経営できるのが特徴ですので、事業の自由度を格段に上げることができます。

 

しかしながら、これはあくまでもお客さま側の空間的な自由度であって、時間的な自由度も格段に上がることを必ずしも意味するものではありません。

それはサービス・プロバイダ側が空間的制約を受けるためです。たとえば裏方として海外法人サポートを行う弊社は、複数の法域にまたがって実務を行うために、各種ステークホルダーとの調整や意思決定にはそもそも時間が必要で、またオフショア法域間で郵便を利用したり、直接移動したりする場合がありますので、時間がかかってしまいます。特急料金を頂ければ少し早くなることもありますが、瞬時に求められるアウトプットが出せるとは限りません。

 

色々手続に時間がかかるのは、日本法人でビジネスをする場合にも当てはまることですが、海外法人の謳う自由度と、利用者側の実感のなさために、すべてにおいて期待値が高くなる傾向にあるようです。

 

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【重要】2017年は香港での法人口座開設が一段と厳しくなります。 その5

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2月、3月ごろから一部導入していた銀行もありましたが、4月から香港の銀行は一斉に口座開設の審査基準をあげてきました。

法人口座、個人口座問わず、またHSBC香港や中国銀行、スタンダードチャータード銀行といった主要銀行かどうかを問わず、一律に審査が厳しくなります。

 

口座開設の合理性を訴えるに足る「実態」と「経済力」がなければ、いくら仲介業者のコネクションがあっても、原則審査落ちすると心づもりしておいたほうがいいかもしれません。

 

しかしながらこれは決して悪いことではありません。

本来海外法人を設立するに値しない方や海外口座を持つに値しない方は、早かれ遅かれトラブルを起こして、周りに迷惑をかけてフェードアウトするわけですから、海外法人の管理会社としても、口座開設サポート会社としても、銀行としても、そういった方を早い段階で足切りし、本来貢献すべきお客さまにリソースを投入できるという意味で、むしろ市況は好転していくと考えられます。

逆説的ではありますが、銀行が真剣に顧客選別を進める最中にあって、口座開設をスムーズに行える方は、その後も口座をうまく活用してメリットを享受できる可能性が高いと言えます。

 

香港はじめ、一部の海外個人口座、およびオフショア法人の法人口座全般を持つことで享受できるメリットは依然として高いままです。そして、弊社の口座開設サポート実績も、依然として100%のままです。

 

海外口座の活用法について知りたい方、海外口座をなんとしても開設されたい方はメールよりお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

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銀行が倒産するとき

海外銀行のコンプライアンスが厳しくなったと嘆く方は多いと思いますが、そのような方は銀行倒産の最悪の事態を経験したことがないのかもしれません。

 

銀行が倒産するということは一部政府保証分を除き、預金は消えてしまいます。そして銀行倒産は重度の社会不安を引き起こし、逆張りした一部の投資家を除き、多くの投資家の含み損を拡大させます。

 

しかしこれはまだ最悪の事態ではありません。預金が消えても、投資で大損しても、再起の可能性はあるからです。

 

それ以上に留意しなければならないのは、匿名性と利便性を期待して海外口座を利用しているにもかかわらず、倒産の実態調査の中で、銀行内部に溜まった膿と共に、これまでの記録がすべて白日の元にさらされることです。

何も隠し事がない方にはどうでもいいことかもしれませんが、聞いたこともない地の果ての零細銀行にお金を隠したばかりに、お金が消えてさらに国内外で大々的な捜査に巻き込まれるのは、割に合わないことです。

 

口座開設をするときは、こういったリスクがあることも念頭に置かなければなりません。

 

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海外移住と税金

グローバル化の中で、節税のために移住するという考え方も一般的になってきたのか、問い合わせが増えています。

 

何よりもまず、人生の豊かさの一部を犠牲にしていないことが重要ですが、

節税に重きを置く場合は、移住候補先の移民政策と税制をきちんと調査したか、

そして日本に戻る際の日本の税制を折り込んでいるか、という点も非常に重要になってきます。

 

ここ数年、大金が転がり込んできたから場当たり的にシンガポールに向かう日本人が多くなりました。しかしその道は確実に塞がれつつあります。

 

ではどうすればよいのか、真剣に考えてたい方はメールよりお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

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欧州でクレディ・スイスに対して税務調査が進められております。

オランダ、イギリス、フランスを中心に、クレディ・スイスに対する税務調査が進められています。

クレディ・スイスは脱税を容認しない意思表明の広告を英紙に掲載しましたが、多額のペナルティを支払うか、これまでのイメージと顧客を失うかの選択に迫られていることに変わりはありません。

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日本人富裕層は歴史的にクレディ・スイス香港を利用して資産管理してきました。この一件を通して、グローバルでの脱税・マネーロンダリング防止の取組が対岸の火事ではないということを、自覚すべきです。

自覚はしているものの、引くに引けない方は、状況次第では相談に乗れるかもしれませんので、一度ご連絡ください。

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完璧な思い通りの解決は難しいかもしれませんが、マシな解決策は提案できるかと思います。

 

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南アフリカ財務大臣解任によりランド急落

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財務大臣解任により南アフリカランドの為替相場が荒れております。身構える投資家が多数を占める中で、逆に買い時は近いかもしれません。

この言葉がヒントになってもし儲かった方がおりましたら、いくらか海外法人サポートセンターまで還元いただけるとうれしいです。

 

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HSBC香港個人口座難民の行き先 その2

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前回の続き⇒

 

HSBC香港の個人口座について、利用者のみならず、口座開設サポート業者や海外投資仲介業者からの問い合わせも増えております。

 

BVI法人の法改訂のときよりも小口利用者が多いだけに、仲介業者の夜逃げ増加が予想されますが、質のいいお客さまと共にこの窮地を乗り切り、サービスレベルを向上させたい業者の方も中にはいらっしゃると思います。そういった業者の方については、弊社で海外法人を設立いただき、技術支援契約を締結して頂きましたら、HSBC個人口座の今後の取り扱い方についてノウハウを提供させていただきますので、ご連絡ください。

 

逆に小口利用者であることを自覚されているHSBC個人口座の利用者の方は、口座開設サポート業者や海外投資仲介業者による最後の狩場の被害に合わないよう、十分ご注意ください。

 

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HSBC香港個人口座難民の行き先 その1

HSBC香港個人口座の情報守秘、使い勝手に関して問い合わせを寄せられることが増えてまいりました。新たに口座開設するにはどうしたらよいか、というのではなく、既存の口座をどのように使っていくか、移管していくか、という問い合わせになります。

 

もちろんやり方はいろいろあるわけですが、海外投資ツアーに参加して格安あるいは無料でHSBC香港の個人口座を取得されたり、あるいはへそくり目的で知識を持たないまま自力で口座開設された方の予算やマインドセットと、実際にかかる費用や進め方との間に一定の距離があるように感じます。

 

日本や別の国で法人を黒字経営されており、HSBC香港個人口座もお持ちの方は比較的そのギャップを楽々と越えていかれる方が多いですが、それ以外の方は、新しい環境へ適応するのが厳しいようです。

 

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仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

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