海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

マネーロンダリング

安定したサービスの提供へ - ①冬の時代の終焉

海外法人を使ったマネーロンダリングおよび脱税を阻止するために、オフショア国政と各種金融機関は、2017年から2018年にかけて、登記情報の管理強化、および口座開設・維持基準引き上げを段階的に行ってきました。 この間、業界全体として運用が安定…

資金洗浄に揺れる欧州

デンマーク最大手ダンスケ銀行、フィンランド(北欧)最大手ノルデア銀行が、立て続けにバルト三国経由で犯罪資金を受け取ったとし、欧州各国および米国当局が調査に乗り出しています。 business.financialpost.com www.ccn.com EUおよび各国の執行体制を批…

イギリス、不明財産の開示始まる。

イギリスで新たに制定された不明財産に関する命令(UWO)に基づき、アゼルバイジャン籍の夫婦は、BVI法人名義で高級住宅街に20億円以上もの豪邸を購入できた理由を明確に説明することになりそうです。 UWOとは、不正に入手した金を英国内で洗浄した可能性…

KYCとは何か

海外法人設立や海外口座開設において、KYCというキーワードが登場して数年が経ちますが、世界的なマネーロンダリング防止の強化と、仮想通貨業界の勃興により、業界の標準業務プロセスとして定着し、世間的にも認知されるようになったのはここ1・2年の話で…

匿名性と自由度を手にするための代償

海外法人の設立を検討されるほぼ全ての方が、匿名性の高さと自由なビジネス環境を期待しているかと思います。 資産形成期にそれを意識しすぎると手間暇費用がかかり投資効率が落ちると以前書きましたが、もう一つ、利用される方は実感が湧きにくいが重要なこ…

変わるオンラインカジノ その2 変わらないもの

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 以前にマカオ法人とカジノのタイトルで記事を書いたためか、おかげさまで海外法人を設立してオンラインカジノをやりたいという問い合わせを数多くいただいております。 しかし、残念なことに、海外法人サポートセン…

値上がりが止まらない口座開設 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 今週月曜日よりオフショア法人が香港で口座開設する場合の必要書類がまた一つ増えましたので、これから面接を受けられる方および今後新たに口座開設サポートを申し込まれる方から、その費用分だけ、値上げさせてい…

香港返還20周年です

香港が英国から中国に返還されて7月1日で20周年になりました。 記念式典の中で、香港が中国の物であること、そして、中央の権力と香港基本法への挑戦は決して許されないことが強調されました。 香港法人を利用して中国で脱税、マネーロンダリングするよ…

欧州でクレディ・スイスに対して税務調査が進められております。

オランダ、イギリス、フランスを中心に、クレディ・スイスに対する税務調査が進められています。 クレディ・スイスは脱税を容認しない意思表明の広告を英紙に掲載しましたが、多額のペナルティを支払うか、これまでのイメージと顧客を失うかの選択に迫られて…

HSBC香港 600億円の資金洗浄に関与か その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ HSBC香港が深く関与したロシアからの資金洗浄に関連して、イギリス当局が、名前の出た自国の銀行について調査に乗り出しました。各行は、取引記録は正であるが、コンプライアンス上問題はなかったと前置きして、更…

HSBC香港 600億円の資金洗浄に関与か

HSBC香港がロシアから流出した600億円の資金洗浄に関与した可能性があるというショッキングなニュースが流れて来ました。www.bloomberg.com 本来なら、当時のコンプライアンス基準と、取引に関連する書類やデータに基いて悪意の有無を問われるべきですが、国…

イギリス法人 その7 歓迎されるきれいな投資移民

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ イギリスへの年間投資移民数が、全盛期の10分の1まで急落しております。 www.bloomberg.com これでイギリスへの移民が難しくなったと考えることもできますが、本来機能すべき審査が正常なレベルに戻り、その結果…

マネーロンダリング捜査は国際協力の元で行われます。

海外法人を使ったマネーロンダリングは、単純に高税率国から低税率国へ資産を隠蔽するような2国間の問題ではなく、多くの国を巻き込む問題であり、国際社会がその解決に協力関係にあることを、マレーシア国営投資会社(1MDB)による資金洗浄疑惑の捜査が示…

ノミニー特集 その21 お金持ちであることを隠す

kaigaihoujin.hatenablog.com ノミニー(Nominee)と海外法人を利用すれば、匿名性が高まるので金持ちであることを隠すことができます。 こう書くと、何やら資産隠蔽やマネーロンダリングの匂いがしますが、国際協力・法整備・調査手法の成熟により、オフシ…

中国で3兆5千万円規模の地下銀行が摘発されました。

中国で3兆5千万円規模の地下銀行が摘発され、350名もの逮捕者を出したとのこと。習近平体制下の反腐敗運動の一環で、違法ルートでの資本の海外流出に歯止めをかけたい狙いです。資本流出それ自体も、それにより経済統計の数字が合わなくなることも、や…

海外資産を日本で引き出すのが少し面倒になりました

2016年5月に、海外クレジットカードを偽装して、日本のコンビニATMで14億円とも18億円とも言われる大金が引き出されて闇へ消える事件がありました。 それを受けて海外クレジットカードのATMサービスに対応する各行が、2016年6月より、海外カードに…

オフショア銀行とは その5

前回:オフショア銀行とは その4 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 主要国が解決に躍起になるほどの危ない事情のお客さんやお金を抱え込んだオフショア銀行には、当然ながら国際社会の矛先が向きます。(そういった銀行で運悪く口座を作ってしまった方の…

信用調査は誰のために行なうのか

海外法人を設立して、いろんなオフショアサービスを利用しようとすると、信用調査のためにあれこれ書類の提出を求められたり、費用を請求されたりすることが出てきます。まっとうなオフショアサービスほどその傾向があります。 匿名性を比較的安価に手に入れ…

ノミニー特集 その14 日本人専用のノミニー

前回:ノミニー特集 その13 - ノミニーではないノミニー代理人 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 実は弊社はノミニーサービスを日本人向けにしか提供しておりません。 法人設立、口座開設サポート、各種コンサルティングサービスは国籍問わずさまざま…

海外口座はバレないのか

海外法人の法人口座は海外にあるので、日本政府が調べられない、あるいは調べるのが極めて難しいシーンがあるのは事実です。 しかしそれをいいことに、海外法人を社会通念に反する行為をする器として活用すべきかどうかは、よく考えたほうがいいと思います。…

180億円の弁護士費用

先日、弁護士費用総額が180億円に達した収賄事件の、被告側弁護士と話す機会がありました。 その時の話題で興味深かったのが料金体系。 弊社のアドバイザリーサービスは、着手金、中間提案報酬、最終提案報酬、成果報酬の4段構成ですが、その弁護士の方…

【高額】海外法人パッケージ詐欺【ご注意ください】

一個人だけでなく、業界の健全性・イメージを損なうような詐欺被害について相談を受けましたので、この場をお借りして皆様に注意を促します。 以前書きました、HSBC香港での口座開設詐欺と比べて圧倒的に規模が大きく、一度の被害額が非常に大きいものとなり…

パナマ文書について

政府系プロジェクトでドタバタしている間にパナマショックがあり、ブログのアクセスも少し伸びておりました。 time.com 今回、世界的なスキャンダルとなったパナマ文書ですが、 適正規模を著しく超えて拡大路線に走った法律事務所と、赤信号皆で渡れば怖くな…

支払いと信用

インターネットを通してお問い合わせ頂いた方とコミュニケーションを取る際、互いに警戒しあって探り探りに話を進めることになるケースが多いです。全部と言っても過言ではありません。 お客さんからすれば、弊社の全貌や私の個人情報、それに提案するサービ…

政府プロジェクトへ参画しています

3月より、某国の税制改定、運用規定制定プロジェクトにアサインしております。 弊社のことを租税回避サポート会社だと思われている読者の方がなんだかんだでかなりの数いらっしゃると思いますが、実は、弊社は政府系のお仕事も一定数頂いております。 経済…

BVI法人 その1 - 老舗オフショアの底力

BVIとはイギリス領ヴァージョン諸島(British Virgin Islands)の略称で、その洗練された会社法は常に他のオフショアに模倣されてきました。そのため、BVI法人は、どの法域よりも多くのオフショア法人が登記され、どこよりも先に経済犯罪に悪用され、また、…

ノミニー特集 その10 ノミニー Nominee は死なない

前回:ノミニー特集 その9 法域によって異なる運用 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 表社会で規制が厳しくなれば、多くの規制対象者が退場を余儀なくされる一方で、その厳しい規制を乗り越える勢力と、その厳しい規制を無視して地下に潜る勢力が出現し…

マカオ法人とカジノ その4 - カジノマネーはどこへ消えた?

前回:マカオ法人とカジノ その3 - 中国返還とカジノ観光都市の誕生 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 前回、観光客増加と外資カジノ解禁がマカオを世界一のカジノ都市にしたと書きました。もちろん、この観光客が純粋にカジノ体験や世界遺産めぐりを目…

再考:オフショア法人は本当に危ないのか?!

日本でオフショア法人といいますと、タックスヘイブンを利用した粉飾決算や脱税や、マネー・ロンダリングといった経済犯罪の一面が取り沙汰されますが、こういったオフショア法人が、ニューヨークやロンドンで数十社も上場され、スムーズに取引がなされてい…

イギリス法人 その3 覇権をめぐる終わりなき暗闘

前回:イギリス法人 その2 - UK LLP - 海外法人サポートセンター の続き⇒ オフショア金融の始まりは、1945年に発足したブレトンウッズ体制を機に、イギリスが表向きの覇権をアメリカに譲ってからである。第2次世界大戦後、アメリカの主導のもと、国際…

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kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

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