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香港法人+HSBC香港法人口座の転売案件

業界に長くいると、香港法人+HSBC香港の法人口座の転売案件に一番多く出会いますが、法人設立や口座開設で香港に渡航するのが面倒だからというのが大きな理由でこういった案件に手を出すのはあまりオススメできません。

 

一つ目の理由は、社名、設立年、口座利用状況が、お客さんの目的にかなっている場合が少ないからです。

たとえば、海外投資ブローカーが、無認可で日本のお客さんからお金を集めて、取引履歴を荒らしたあとの法人が、たとえば香港での就労ビザを申請したり、これから貿易会社を始めたりするお客さんの用途にかなっているわけがありません。

 

そして、もう一つの理由は、株主や取締役を変える際に香港政府とHSBC香港の双方に書類を提出しなければならず、費用もかかります。また、銀行の名義を変える際にどのみち、渡航が必要になります。つまり、どのみち手間暇かかるのです。

それなら、名義変更をせずに、インターネットバンキングのツールだけ前のオーナーから譲り受ければいいやとお考えになるかもしれません。

しかしながらここで思い出していただきたいのは、香港では決算が必須だという事実です。前のオーナーが残した取引記録を、あなたが処理しなければならないのです。

 

一般的な香港法人設立+HSBC香港法人口座開設なら、弊社では100%成功しておりますので、時間に余裕をもって、新たに申し込まれたほうが、費用的にも安いですし、しがらみもなく面倒ごとに巻き込まれないのでオススメします。

 

とはいうものの、転売案件には、上のデメリットを補ってあまりあるメリットがあるのですが、該当するお客さんはかなり限られますので、別の機会にボソっと書きたいと思います。

 

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