ハイイールド債(ジャンク債)ショックから2ヶ月経ちましたが、依然として市場に投資家は戻ってきません。
何年かすればアメリカの景気が戻るタイミングもあるとは思うのですが、今が仕込み時と思う勇気のある投資家はなかなか現れないようです。
ここ数年、HSBC香港でもこうしたハイイールド債を人気商品として強烈にプッシュしており、実際に収益も出ていましたが、今はいくら買値が安くても買い手が出てきません。
営業担当者も、目玉商品を失ったために、結果論でパフォーマンスの良かったファンドを寄せ集めてあれこれ数字比較チャートを作るのに四苦八苦しているようです。
リーマン・ショック以来、ホットマネーの受け皿となっていたハイイールド債ですが、この受け皿がなくなった今、高いリターンを求める投資家とその資本はどこへ流れていくのでしょうか。
私のところにも少し流れてくればいいのですが。