年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2015年度第2四半期(7ー9月)の運用で過去最悪の、マイナス7.9兆円の成績を記録しました。
外国債権、外国株式への投資を増やした矢先に世界同時株安の影響を一時的に受けただけであり、長期的には問題ないとの公式見解があったものの、
数字で見ればマイナス5.9%の運用結果なので、リスク資産比率の増加による下げ幅の増加に、多くの国民がショックを受けてしまうのも否定できません。
投資比率を減らした国内株が上がっているので、投資比率を増やして逆張りしたハイイールド債がそれ以上に伸び、次の四半期の数字も良くなるといいのですが。
参考:前回の続き⇒
世界最大の機関投資家がハイイールド債に逆張り - 海外法人サポートセンター
不安につけこむ、と言ったら言い方が悪いですが、老後のためにと海外の積立投資やオフショアのファンドやよくわからない生保をこぞって勧める業者が出てくるのではないでしょうか。