セーシェル法人は決算がなく、また日本とは租税条約が締結されていないので、オフショア法人を設立するならいいという宣伝をよく見かけます。みなさまも目にしたことがあるのではないでしょうか。
確かにこれらはセーシェル法人の特徴を正しく捉えていますが、そのまま設立するメリットがある、メリットが大きいということに繋がるかといえば、一概には言えません。
特に日本にいながらノミニーでセーシェル法人を持っていれば、資産を海外に隠せると思われている方、思い込まされている方は要注意です。
これでは本来セーシェル法人の持っているポテンシャルを引き出すどころか、完全に潰してしまっています。そもそも意図的な脱税をしているという自覚が必要です。
これはBVI法人でも、ベリーズ法人でも基本的に同じです。
壁に耳あり障子に目ありですよ。老婆心ながら。