ブログを書くようになってから気づいたことですが、海外法人に興味を持ち、インターネットや本で調べてからわからないことがあると質問を投げてこられる方が非常に多いです。
そういった質問に答えていくことで、問い合わせいただいた方の疑問や不安を解消していくのが私の役目ですが、知識やこの業界独特の視点についての背景がない方や、会社経営された経験がない方だと、説明をつくしてもいまいちピンとこない箇所がでてきてしまいます。説明を重ねすぎるとお、知識が変なふうについてしまって、余計に理解力が落ちてしまいます。
なので、ある程度説明させていただいたあとは、まずは会社を作って前に進めてみることを薦めるようにしています。香港法人でもシンガポール法人でもアメリカ法人でもどこかのオフショア法人でもどこでもいいので、法人を作ってしまう。そして1年は頑張って走ってみる。
そのプロセスの中で、事業計画をブラシアップし、一年間会社を回した成績表として財務諸表を作成し、税金についてもアドバイスを受けながら勉強し、次の年の事業計画と将来的にどこに住みたいのかについて考えなければなりませんので、嫌でも海外法人の経営者として成長することができます。
そして成長してようやく、弊社から提供させていただいた知識やアドバイスが腑に落ちるタイミングが来ます。そこまではグッとこらえて懸命に走り続けなければなりません。
海外法人を設立し、一年間維持する費用は、日本で法人を運営するよりも、学校や資格の一年間の学費よりもずっと安いわけですから、きちんと一年間走り続ければ、かなりの学びが得られる社会勉強になると思います。
海外法人を介して事業ができそうなイメージと自信があれば、一緒に走りながら形にしていきましょう。