弊社にお問い合わせ頂いた方から、いろいろな法人のメリットデメリットを比較したいという依頼をよく受けます。
設立費用や各国の税率など一般論でお伝えすることはできますが、
メリット、デメリットはお客のおかれている状況によって大分変わってきます。
たとえば、
年間利益予測が10億円で、目的が納期最優先と中長期的な節税の場合と、
年間利益予測が5千万円で、目的が中長期的な海外投資の場合とでは、
同じ法人を設立しても、吉と出る場合と凶と出る場合がございます。
弊社の設立費用は全体的に相場から割安、各国の税率はインターネット検索すればすぐに出てきますので、表層的なメリットデメリット比較表を手にいれることで、無料でサービスを受けれた気になったり、次の一手を検討した気になるよりも、
海外法人から売上と税引き前利益がどのくらい見込めて、法人設立後はどこに居住するかをまずは真剣に考えてから、本音ベースで相談頂くことが、いい提案を受ける上で大切になってきます。
たとえ、お金に少し余裕があって、海外法人が作れなくなる前に、あるいは口座開設できなくなる前に、先行投資で質のいい法人とサポート会社をキープするつもりであっても、ある程度上のポイントを考えておいたほうが、いざ動き出した時に、いいスタートダッシュが切れます。
メリット・デメリット比較表は気休めになっても、あまり役には立ちません。
香港法人はバランスがいいのでそれでいきましょう、とか
アメリカ法人安いです、とか
某オフショア法人は、口座開設がまだなんとかできるのでオススメです、
みたいな提案しか受けたことのない方は、サポート会社への質問の仕方を変えてみましょう。
それでもまた、表層的なメリットデメリット表が出てきたら、それは付き合うサポート会社の変更を検討したほうがいいというサインかも知れません。