海外法人サポートセンター

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共通報告基準(CRS)について その4

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11月ごろより共通報告基準(CRS)の実施により海外法人や海外口座はどうなっていくのか、という問い合わせが著しく増えております。

 

コミュニケーションを取らせていただく中で意外と勘違いが多いように感じたのは、FIについての理解です。FIとは金融機関はFinantial Institutionsの略で、これは銀行のみならず、カストディアン、 保険会社、集団投資ビークルのような金融業界のプレイヤーを幅広く含む概念となります。

 

各国の解釈や国内法により差はあるものの、FIに開設された口座は、一般に、証券口座や投資信託の口座も含みます。また、個人口座のみならず、法人口座も、FIが税務署に報告すべき金融口座に該当します。

 

海外口座開設業者やIFAや投資顧問会社にのせられて、無駄な口座を開設し、儲かるはずのない金融商品を長期契約し、結果的に脱税までしてしまっている方は、ロクに調べも勉強もせず、欲張って安易に利益を得ようした過去の行いに反省しなければなりません。

 

一方で、甘い言葉で人々を誘い、法律ギリギリの商売をされてきた海外口座開設業者やIFAや投資顧問会社も、CRSを機に悪事が暴かれていくことになりますので、そろそろ年貢の納め時になります。

 

これからオフショアはどんどんクリーンになります。

そんなクリーンなオフショアを活用して、どのように海外事業を展開すべきか、海外投資すべきか、実効税率と税務リスクを下げるべきか、について関心のある方は、以下のメールより問い合わせを受け付けております。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

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仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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