海外法人サポートセンター

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渡航不要の海外法人口座開設のデメリット

弊社の海外法人口座開設サポートでは、香港なり、シンガポールなり、ときにはマカオや中国本土やヨーロッパまでお客さまに渡航いただき、現地銀行で面接を受けていただいております。

 

口座をもつことで経済的利益につながると分かっていながらも、その口座を作るためだけに、時間を割いて、旅費を払って、慣れない土地に行きたくないのは誰しも同じです。ですので、なんとか渡航不要で口座開設できる方法はないか、と懇願に近いお問い合わせをいただくことも少なくありません。

 

しかし、健康上の問題のようにやむを得ない事由がある場合を除き、以下の理由からお客さまへは一度骨折り頂いて渡航していただいております。

 

1.口座開設の成功率が大きく落ちる

銀行の立場に立てば、利益が安定してあがるいい事業計画を英語でスムーズに対面で説明してくれる人と、目的不明の外国人がオフショア法人名義でとにかく口座だけ欲しい人がいたときの信頼度の違いは一目瞭然です。

 

2.時間と費用がかかる

渡航なしで口座開設するには、特別な書類を準備したり、成功率を上げるために、いろいろな工夫が必要になります。渡航時間と費用を節約したつもりが、別の準備時間と追加費用がかかってくることを覚悟しなければなりません。

 

3.練習の機会を失う

口座開設時に渡航しなくても、将来にわたって1度も口座開設した銀行を訪問することがない方は殆どおりません。大きな送金の相談であったり、投資商品を購入したり、コミュニケーション不足によるトラブル解決のためであったり、などなど、銀行に渡航する機会は何かしら出てきます。そのときお一人で訪問いただくことになりますので、場所の確認、担当者との交渉をすべてご自身で行なっていただくことになります。一度訪問したことがあるのと、一度もないのとでは、実際の作業効率も、安心感も全然違ってきます。弊社スタッフを同行させることはできますが、定形外業務での同行になりますので、料金は高く付きます。

 

以上の理由から、よほどの理由がない限り、海外法人の口座開設は渡航されることを強く推奨しております。それでもやむを得ない事由がある方は、渡航なしでも対応はいたしますので、個別にご連絡ください。

 

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