セーシェル法人やベリーズ法人のようなオフショア法人では、口座開設銀行からほぼ融資を受けられないと以前に書きました。
大した金額を預金してくれるわけでもない怪しい非居住者にお金を貸したがる銀行は残念ながらございません。あれこれ裏技を使えば融資を受けられるようにならないわけではないですが、それでも、スモールビジネスへの融資の域を出ることはありません。
巨額の資金調達が必要な場合、たとえば、海外投資家から資金を集めて途上国政府と開発プロジェクトを立ち上げる場合や、自社サービスを世界ブランドに成長させるために海外で上場させる場合は、代わりに、ケイマン法人やバミューダ法人といった別の器を活用することになります。
ケイマン法人やバミューダ法人がもはや脱税の温床ではなく、ファンドや持株会社を置くのに極めて適した器であることは、世界の金融業界では常識ですが、日本では意識せずケイマン籍のファンドへ投資する方はいても、ファンド自体を組成される方はなかなかおりません。
世界に攻勢をかけていく意欲も実力もある方がおりましたら、オフショア法人を活用したコーポレートファイナンスをサポートさせていただきます。
詳しくはメールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com