前回の続き⇒
マイナンバー制度は納税者番号制度ですので、海外資産を国に管理されやすくなるが、ルールを守る限り詐欺に遭うことはないので、ある種のセーフティーネットとしての役割も果たすと書きました。
が、それはあくまでも海外口座を利用して海外投資や資産保全について考えるだけ余裕がある方にとってのセーフティーネットであって、本当の社会的弱者にとっては、最後の望みを閉ざす鉄の扉にさえなり得ます。
マイナンバー制度導入によって、経済学的には社会福祉が向上するようですが、社会的弱者が生活の糧としているいくつかの業種において、底辺への競争が止まりません。海外法人の特性を活かして、そういった方向けに民製のセーフティーネットとして、収入を得る手段を提供できないか、思案中です。
タイトルに反して歯切れの悪い記事になってしまったのには訳があります。気になる方はメールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com