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レンタル住所の格付け②

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レンタル住所の立地は重要です。

 

実業を行う場合、海外であっても、ビジネスに優位になるように場所を考えるべきです。たとえば、ブランディングや交通の利便性が重要な業種は一等地のサービスオフィスを、敷地面積と賃料が収益に直結する業種は地方の貸しビル・貸し倉庫を探すべきです。

 

実業をその法域で展開せず、名目上のバーチャルオフィスで十分な場合であっても、銀行口座、証券口座、決済サービスアカウントの開設条件として、住所のあるエリアや建物の用途が定められていることがありますので、それに適した場所を探すべきです。

 

海外法人の秘書役や海外進出コンサルタントは標準業務の内容とボリューム、それに家賃相場を踏まえてデフォルト住所を設定します。多くの場合それで事足りますが、サービスオフィスに申し込んだのに、現地に行ってみたらコワーキングスペースしか利用できなかったり、登記国の銀行にもかかわらず、登記住所で口座開設申請したら要件不備で却下されたりといったトラブルも実際に見受けられます。

 

特に、あまり世間に知られていない業界や、頻繁な住所変更を伴うビジネスをされる方は、あらかじめ、法人と口座の用途を業者に説明して、デフォルト住所以外の選択肢が必要か、確認されることを推奨いたします。

 

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