海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

マネーロンダリング

海外口座はバレないのか

海外法人の法人口座は海外にあるので、日本政府が調べられない、あるいは調べるのが極めて難しいシーンがあるのは事実です。 しかしそれをいいことに、海外法人を社会通念に反する行為をする器として活用すべきかどうかは、よく考えたほうがいいと思います。…

180億円の弁護士費用

先日、弁護士費用総額が180億円に達した収賄事件の、被告側弁護士と話す機会がありました。 その時の話題で興味深かったのが料金体系。 弊社のアドバイザリーサービスは、着手金、中間提案報酬、最終提案報酬、成果報酬の4段構成ですが、その弁護士の方…

【高額】海外法人パッケージ詐欺【ご注意ください】

一個人だけでなく、業界の健全性・イメージを損なうような詐欺被害について相談を受けましたので、この場をお借りして皆様に注意を促します。 以前書きました、HSBC香港での口座開設詐欺と比べて圧倒的に規模が大きく、一度の被害額が非常に大きいものとなり…

パナマ文書について

政府系プロジェクトでドタバタしている間にパナマショックがあり、ブログのアクセスも少し伸びておりました。 time.com 今回、世界的なスキャンダルとなったパナマ文書ですが、 適正規模を著しく超えて拡大路線に走った法律事務所と、赤信号皆で渡れば怖くな…

支払いと信用

インターネットを通してお問い合わせ頂いた方とコミュニケーションを取る際、互いに警戒しあって探り探りに話を進めることになるケースが多いです。全部と言っても過言ではありません。 お客さんからすれば、弊社の全貌や私の個人情報、それに提案するサービ…

政府プロジェクトへ参画しています

3月より、某国の税制改定、運用規定制定プロジェクトにアサインしております。 弊社のことを租税回避サポート会社だと思われている読者の方がなんだかんだでかなりの数いらっしゃると思いますが、実は、弊社は政府系のお仕事も一定数頂いております。 経済…

BVI法人 その1-老舗オフショアの底力

BVIとはイギリス領ヴァージョン諸島(British Virgin Islands)の略称で、その洗練された会社法は常に他のオフショアに模倣されてきました。そのため、BVI法人は、どの法域よりも多くのオフショア法人が登記され、どこよりも先に経済犯罪に悪用され、また、…

ノミニー特集 その10 ノミニー Nominee は死なない

前回:ノミニー特集 その9 法域によって異なる運用 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 表社会で規制が厳しくなれば、多くの規制対象者が退場を余儀なくされる一方で、その厳しい規制を乗り越える勢力と、その厳しい規制を無視して地下に潜る勢力が出現し…

マカオ法人とカジノ その4 - カジノマネーはどこへ消えた?

前回:マカオ法人とカジノ その3 - 中国返還とカジノ観光都市の誕生 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 前回、観光客増加と外資カジノ解禁がマカオを世界一のカジノ都市にしたと書きました。もちろん、この観光客が純粋にカジノ体験や世界遺産めぐりを目…

再考:オフショア法人は本当に危ないのか?!

日本でオフショア法人といいますと、タックスヘイブンを利用した粉飾決算や脱税や、マネー・ロンダリングといった経済犯罪の一面が取り沙汰されますが、こういったオフショア法人が、ニューヨークやロンドンで数十社も上場され、スムーズに取引がなされてい…

イギリス法人 その3 覇権をめぐる終わりなき暗闘

前回:イギリス法人 その2 - UK LLP - 海外法人サポートセンター の続き⇒ オフショア金融の始まりは、1945年に発足したブレトンウッズ体制を機に、イギリスが表向きの覇権をアメリカに譲ってからである。第2次世界大戦後、アメリカの主導のもと、国際…

ベリーズ法人 その2 - 媒介としてのベリーズ

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 1ヶ月ほど前に、ベリーズ法人はアメリカに対しても、中国に対しても、日本に対しても及び腰でないオフショア制度を維持していると書きました。 その強い姿勢からマネー・ロンダリングに悪用されるケースも多かった…

オフショア銀行のお金はアメリカにある?!

HSBC香港は取締が厳しいので、オフショア銀行に資金を隠せばバレないと考えている日本に在住の方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。 利用者側の安易な期待と、そこにつけこむ海外法人設立業者の過剰な演出がその背景にあるわけですが、実際のところバ…

ノミニー特集 その5 ノミニーとその責任

前回:ノミニー特集 その4 投資との高い親和性 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ ノミニー制度を活用するのであれば、株主と取締役の両方にノミニー代理人を立てるのが効果的です。目的がどうであれ、中途半端に匿名性を守っても意味がありませんので。…

海外法人に対する不正調査

海外法人を活用して、事業上の、投資上の、税務上のメリットを合法的に享受する方がいる一方で、非常に残念ですが、脱税、粉飾決算、マネーロンダリング、詐欺、横領に利用する者が少なからずいるのも事実です。 こういった者に対して国際社会が、一丸となっ…

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kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

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