海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

初めての方にオススメ

海外法人の閉鎖手続は超重要です。その8ー海外法人と海外口座を作る前に考えておくべきこと

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 最初は投資なり、実業なり、節税なり、使いみちを想定して 海外法人と海外口座を作ったはずが、 思惑どおりに事が運ばず、数年もしないうちに、 審査書類作成の手間と毎年の固定費だけかかるお荷物に 成り下がって…

快諾する業者にご注意を! その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 海外法人設立や海外口座開設をほとんど匿名で容易にできると謳うだけでなく、日本に居住しつつタックスヘイブン対策税制を簡単に回避できると謳うタックスプロモーターも、残念ながらまだまだおります。 法的にアウ…

レンタル住所の格付け②

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ レンタル住所の立地は重要です。 実業を行う場合、海外であっても、ビジネスに優位になるように場所を考えるべきです。たとえば、ブランディングや交通の利便性が重要な業種は一等地のサービスオフィスを、敷地面積…

レンタル住所の格付け①

東京(日本)を含め、世界の金融センターでは、様々なレンタル住所サービスが提供されていますが、大きくは以下の2つの系統にわかれています。 ①法人登記に郵便転送がついたバーチャルオフィス系 実際にそこで業務しないことを想定したサービスで、電話やメ…

快諾する業者にご注意を!

新年明けましておめでとうございます。 オフショア法人業界において、銀行口座の開設のみならず、法人設立にも、希望者の個人情報開示と信用状態が厳しく問われる傾向にあると、昨年、一昨年と繰り返し書いてきました。 しかしながら、そんな中でも、格安で…

投資と節税は表裏一体

投資と節税は資産保全の文脈で、表裏一体の関係にあります。 節税による経済的・時間的な効果を投資に回すことで投資収益を増幅させ、 増幅された経済的・時間的な効果を節税に回すことで節税費用を相殺させ、 それを繰り返すことで、大きな環境変化にも耐え…

個人投資家が得をする海外投資 その18 そのIFA、まだ連絡がつきますか?

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 前回、IFA(Independent Financial Adviser)の継続的なサポートか、一定以上の投資経験がない限り、海外積立で安定して資産形成するのは難しいとを書きました。 たしかに毎月、あるいは毎年積立だけして、後は何も…

【東欧】海外投資詐欺【ご注意ください】

海外投資初心者を狙った新たな詐欺が横行しています。 ジョージア、ラトビア、エストニアといった東欧諸国において、IT産業発展と金融自由化はめざましく、昨年より、それに託けた海外口座開設、海外積立保険購入、海外直接投資詐欺が増加しております。 税…

海外法人活用例 その6 香港法人を活用した飲食チェーンビジネス

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 飲食チェーンの海外展開の第一歩として香港法人を活用することは以下の理由から最適です。 1.世界中の食が集まる香港で出店すること自体が、アジア人のみならず、欧米人へのブランディングになる 2.HSBC香港…

海外登記代理店の良し悪し

コストダウンを目的に海外の登記代理店に直接連絡される方もおられると思います。 しかしながら、メジャーな法域においては、流通が豊富であるゆえ、価格差がほとんど存在しません。一方、マイナーな法域においては、流通が限定されるゆえ、価格メリットはあ…

香港法人 その16 オフショア口座開設のススメ

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 香港法人を設立すると、香港で銀行口座を開設する、というのが一つの定石になりますが、国際ビジネスでの信用力と大きな節税効果を一つの器で手にしたい場合は、香港法人+オフショア銀行口座という選択肢が一考に値…

香港法人 その15 クリーンな金融センターへ

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 会社法と金融規制の改定、CRS実施から1年ほど経ち、香港はその成熟したインフラを維持しながら、透明度の高いクリーンな金融センターになりつつあります。 クリーンな金融センターでは、お金の出入りが精査・追跡…

慣れるまでは少額で

何ごとを始めるときも、まず初期投資を抑えて試行錯誤し、勝ちパターンが見えてから一気にリソースを投入するのが王道です。 海外法人においても同じで、始めて海外法人に触れられる方は、登記費用や口座開設費用、各種書類準備費用を含めて、初期投資を10…

面談の価格 その4

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 対面でコンサルティングサービスを無料で受けて、納得してから海外法人を設立したいという問い合わせが、この頃また増えてきました。 匿名性を守りたい、あるいは大きな資産を守るためのスキームを取得したいから問…

安定したサービスの提供へ - ①冬の時代の終焉

海外法人を使ったマネーロンダリングおよび脱税を阻止するために、オフショア国政と各種金融機関は、2017年から2018年にかけて、登記情報の管理強化、および口座開設・維持基準引き上げを段階的に行ってきました。 この間、業界全体として運用が安定…

海外法人転売の舞台裏 その10

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 海外法人の売却、買収について、業界を取り巻く規制強化の流れに対応しつつ、買い手と売り手の双方が安心できる取引をサポートするために、この頃は、積極的に転売案件を公開しておりません。 そのかわりに、法人の…

KYCとは何か

海外法人設立や海外口座開設において、KYCというキーワードが登場して数年が経ちますが、世界的なマネーロンダリング防止の強化と、仮想通貨業界の勃興により、業界の標準業務プロセスとして定着し、世間的にも認知されるようになったのはここ1・2年の話で…

海外法人で検索順位1位を獲得しました。

海外法人サポートセンターのブログを書き始めてから3年弱となります。 久々に検索順位を見ると、約4億5千万件ある「海外法人」のキーワードでここのところ、1位を維持しているようです。SEO対策を何一つ施していないにもかかわらず、このような光栄な結…

香港法人 その14 実態ある香港法人とつながる経済圏

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ この半年の間に、香港では半世紀ぶりに、会社法と金融規制の改正、そして銀行コンプライアンスの整備が大きく進みました。激しい変化についていけず、振り落とされる口座開設希望者と仲介業者は、かなりの数に登り…

匿名性と自由度を手にするための代償

海外法人の設立を検討されるほぼ全ての方が、匿名性の高さと自由なビジネス環境を期待しているかと思います。 資産形成期にそれを意識しすぎると手間暇費用がかかり投資効率が落ちると以前書きましたが、もう一つ、利用される方は実感が湧きにくいが重要なこ…

香港での個人投資サポートを充実させます。その5

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 積立保険でも、ファンドでも、証券でも、海外投資初心者が一番重視すべきは、商品選びそのものではなく、いいIFAを見つけることです。 いいIFAかどうかの判断基準は以下を目安とされてください。 1.知識不足を補…

時間には余裕を持って行動しましょう

繰り返しブログでも、個別にお問い合わせいただいた方にも最初にお伝えしていることですが、今日連絡をいただいて、1週間後に海外法人と海外口座がほしいというのは、新規設立、転売含めて、実現不可能なスケジュールですので、ご依頼者様自身が、求めるア…

貧しくなる日本をどう生き抜くか その9

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 追い風に乗るのと同じくらい大事なのが、好きなことを続けることです。 20年以上真剣に生きていれば、自分の好き嫌い、得意不得意は誰でも、ある程度わかるはずです。そして、好きならば飽きない、あるいは疲れな…

貧しくなる日本をどう生き抜くか その8

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ これまで7回にわたって、日本が国として貧しくなり、貧富の格差も大きくなるばかりで、持たざる者にとっては海外法人を活用して逆転を図ることも難しくなっていると、問題定義してきました。 では、結局の所、貧し…

タックスヘイブンからデータヘイブンへ その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 海外法人を利用して、契約主体の形式について匿名性を高めるだけでなく、契約内容や取引実態まで匿名性を上げるにはどうすればいいのでしょうか。 契約内容や取引実態は、電子媒体を介して作られますので、ずばり…

タックスヘイブンからデータヘイブンへ その1

タックスヘイブンにある海外法人は、伝統的に、法人登記の詳細を不明確にする方法で、あるいは、登記情報開示の条件を上げる方法で、経営者やオーナーの匿名性を確保してきました。 それゆえ、脱税やマネーロンダリングの温床と国際社会から批判を受けてきま…

海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その5

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 海外法人の口座開設全般について最後に書いたのが2016年8月ですので、あれからすでに1年半が経ちました。 この間、香港とセーシェルでは大きな会社法の改定があり、それに伴い、香港の銀行と主なオフショア…

場所にとらわれない働き方

オフショア法人を設立される目的が、実業、投資、節税の3つのバランスだとこれまで書いてきましたが、若い経営者の中には、結果としてこの3つの目的を達成するが、主目的が場所にとらわれない働き方だという方が少しずつ出てきました。 もともとオフショア…

パナマ文書について その16

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 世間的には昔話になったパナマ文書ですが、海外法人の利用者で、法人名や個人名が出た方は、昨年につづき、今年も申告漏れの対応に追われ、そして未来永劫つづく税務調査に頭を悩ませています。 www.asahi.com 名前…

海外法人と仮想通貨 その7

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 海外法人と仮想通貨の親和性が急速に高まっていることについて前回書きました。 昨年下旬の主要仮想通貨高騰と、直近の国税庁の動向のせいか、数倍に膨れ上がった含み益をどのように確定すべきかという問い合わせ…

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