海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

法人口座

仮想通貨事業者が口座開設しやすいオフショア銀行と業務提携しました。 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き→ 過去1年で最も問い合わせ件数が多かった記事が、仮想通貨事業者が口座開設しやすいオフショア銀行についてでした。 その中でよく出てきた質問について、ここに回答をまとめました。ご参照ください。 Q: 日本に住ん…

口座凍結の嵐を乗り切るために その2 雪解けの季節

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き→ コロナ明けと足並みを揃えるように、口座解凍の動きが世界的に広がっております。 一つは、海外口座利用者が手続きのために、銀行へ渡航しやすくなったからであり、 もう一つは、銀行自体のAML・KYC業務が成熟して…

海外口座開設の決め手は希望者のルール理解

国際課税の新たな枠組みが導入されて5年ほどが経ちます。 この間、口座開設業務・審査業務が銀行と代理店の双方において標準化され、 昔に比べて必要コストは上がったものの、業務効率も格段にあがりました。 最近のオペレーションについては、こちらの記事…

海外口座開設の枠数について その2

kaigaihoujin.hatenablog.com →前回のつづき 海外口座開設は代理店ごとに割当られた枠数があるので、それを活用したほうが成功率があがると書きました。 そして、今回は、口座開設の費用が年々増加傾向にある理由について書きます。 ①人件費 国際課税の新た…

海外口座開設の枠数について その1

海外口座に詳しい利用者ならご存知かもしれませんが、口座開設をサポートする代理店に対して、銀行から一定の枠数が割り当てられていることがあります。今月はA社は5口座、B社は10口座といった具合で、銀行側の総枠数の増減および代理店の実績(口座開設件数…

海外口座開設 渡航ありVS渡航なし

海外口座の開設を考えるとき、 渡航があるか、渡航がないかを判断軸にする方も多いです。 渡航の有無は銀行の特徴と密接に関連していて、 銀行の特徴はお客様の要求と価値観と密接に連動しています。 ですので、渡航すべきか、渡航すべきでないか、正解はあ…

仮想通貨事業者が口座開設しやすいオフショア銀行と業務提携しました。

このたび海外法人サポートセンターでは、仮想通貨事業者が口座開設しやすいオフショア銀行と業務提携しました。 アメリカ居住者を除き、世界中どこにお住まいの方でも、 個人口座と法人口座が開設できます。 海外取引所でトレードする個人投資家も、 海外法…

朗報:香港でオフショア法人の口座開設サポートを再開します。その3

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 昨年の11月から一般公開されたオフショア法人の法人口座開設。 コロナ拡大により香港渡航と面接のリスケジュールが発生している一方で、 予約自体は予想を上回るペースで増えております。 香港も旧正月休暇が終わ…

海外法人口座と個人口座の間のお金のやり取り

海外法人口座と個人口座の間でお金をどのようにやり取りすればよいか、よく質問を受けます。 この質問が10年以上減ることなく続く背景には、個人口座に海外収益を入れると課税対象となるかどうかという根深い不安があると考えます。 実際のところ、タックス…

個人投資家が得をする海外投資 その24 海外口座なしでお手軽海外投資

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き→ 前回、海外投資するために海外法人を作るアプローチをご紹介しましたが、 今回は全く逆のアプローチをご紹介します。 弊社が長年培ってきた法律技術と決済代行業者とのネットワークを駆使して、 このたび、個人投資…

スイスでの口座開設をサポートします その3

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き→ 一般向けになかばテストサービスとして始めたスイスでの口座開設サポートですが、 ご好評につき、レギュラーサービスとして継続することを決定いたしました。 秘密口座やマネーロンダリングのイメージが世間に未だ…

顔認証システムの普及で口座開設が効率的になる

この1年の間に、海外法人界隈で顔認証システムの採用が急速に進んだように感じます。 技術ブレイクスルーと、コロナによる口座開設面接の難航が引き金となって、フィンテックサービスのみならず、一定規模の銀行においても、一気に導入が進みました。 そもそ…

その海外クレジットカード、本当に必要ですか?

初めて海外口座を作る方ほど、できるだけたくさん機能があったほうがお得で安心できると考えて、クレジットカードをなんとか付帯させようとします。 しかし個人口座であれ、法人口座であれ、非居住者が担保なしに信用を得るのは難しく、一定の口座残高を維持…

アジアとヨーロッパをつなぐフィンテックサービス

このたび、海外法人サポートセンターでは、 以下の海外法人を設立いただいた方に対して、 フィンテックサービスの法人アカウント開設サポートを開始することになりました。 BVI法人 香港法人 シンガポール法人 ニュージーランド法人 オランダ法人 アイルラン…

日本法人名義での海外証券口座開設

日本で事業をされている方で、 為替ヘッジと余剰資金運用のために海外口座を開設したいけれど、 海外法人を設立して管理するほど労力をかけたくない方に朗報です。 このたび、弊社が提携するオフショアサービスにて、 日本法人名義のまま、銀行口座と証券口…

プエルトリコでの口座開設 その3

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ プエルトリコのオフショア口座が、インフラと業務手順の成熟により、 利便性を大いに向上させたと前回書きましたが、 それはプエルトリコの自己努力によるだけではなく、 他のオフショア法域が利便性を損なう中で…

プエルトリコでの口座開設 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 前回の記事から3年あまり時間が経ちました。 当時はまだまだ発展途上だった、 プエルトリコのオフショア銀行業界は、この3年弱の間に、 各種審査基準、送金インフラ、そして投資インフラの整備が進み、 安価なコ…

海外銀行口座がいらないビジネスモデル

海外法人で事業するにあたって、海外銀行口座開設に頭を悩ませる方は多いですが、 本当にその事業は銀行口座がないとできないものなのでしょうか? 貿易、製造、証券取引のように様々な理由から、信用を重視するビジネスではどうしても銀行口座が必要ですが…

海外法人の閉鎖手続は超重要です。その8ー海外法人と海外口座を作る前に考えておくべきこと

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 最初は投資なり、実業なり、節税なり、使いみちを想定して 海外法人と海外口座を作ったはずが、 思惑どおりに事が運ばず、数年もしないうちに、 審査書類作成の手間と毎年の固定費だけかかるお荷物に 成り下がって…

レンタル住所の格付け②

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ レンタル住所の立地は重要です。 実業を行う場合、海外であっても、ビジネスに優位になるように場所を考えるべきです。たとえば、ブランディングや交通の利便性が重要な業種は一等地のサービスオフィスを、敷地面積…

香港で法人口座開設する際に重視されるビジネスの実態とは

香港で法人口座を開設する際に、 ビジネスの実態を銀行に納得してもらうことが非常に重要になっております。 逆に、実態のないペーパーカンパニーでは、たとえ銀行が推薦する金融商品を多く購入したとしても、要件不足で審査落ちすることが出てきております…

オフショア銀行とは その13 公平な審査を求めて

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 従来、海外口座開設において、オフィシャルな要件の他に、銀行担当者の思惑、銀行全体のその時々の方針といった恣意性が成否に大きな影響を与えてきました。 審査ルールが明確化・標準化されるに従って、こうした側…

KYCとは何か

海外法人設立や海外口座開設において、KYCというキーワードが登場して数年が経ちますが、世界的なマネーロンダリング防止の強化と、仮想通貨業界の勃興により、業界の標準業務プロセスとして定着し、世間的にも認知されるようになったのはここ1・2年の話で…

時間には余裕を持って行動しましょう

繰り返しブログでも、個別にお問い合わせいただいた方にも最初にお伝えしていることですが、今日連絡をいただいて、1週間後に海外法人と海外口座がほしいというのは、新規設立、転売含めて、実現不可能なスケジュールですので、ご依頼者様自身が、求めるア…

海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その7

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 前回の記事から1ヶ月経ちましたが、万全の準備を期しても、無念の審査落ちとなるケースが出始めております。とくにゴールデンウィーク中は申請者数と合格枠のバランスが崩れて、各社ともに成功率が低下した模様。 …

海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その6

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 1ヶ月と経たないうちに、香港での口座開設に求められる英語力のハードルがまた一つ上がりました。 事前準備は依然として翻訳ソフトや代行業者を活用することができますが、面接において、YES/NOや挨拶、自己紹介、…

海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その5

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 海外法人の口座開設全般について最後に書いたのが2016年8月ですので、あれからすでに1年半が経ちました。 この間、香港とセーシェルでは大きな会社法の改定があり、それに伴い、香港の銀行と主なオフショア…

銀行口座のないオフショア法人 その1

オフショア法人は、法律上、社会的活動を営む組織体として権利・義務の主体となることが、認められています。 契約書は、当事者間の権利義務関係を定めるものですので、オフショア法人は、契約書の当事者になることができます。 これは銀行口座の有無とは関…

海外法人と仮想通貨 その6

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 仮想通貨業界の変化・発展は目まぐるしく、前回の記事から半年も立たないうちに、海外個人口座だけでなく、海外法人口座による取引環境が整ってきました。 投資商品としての仮想通貨と海外法人の親和性はここ数ヶ月…

祝500記事突破

気がつけば、海外法人サポートセンターのブログが500記事を突破しておりました。(本記事は507記事目になります。) 「海外法人」や「オフショア法人」といったキーワードで検索すると、知らぬうちに安定して上位に表示されるようになりました。 世間…

仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

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