海外法人活用法
海外法人をどのように活用すれば日本国内で節税できるのか、という疑問から、インターネット検索したり、海外法人サポート会社に問い合わせされたりする方は多いでしょう。 しかし、その問いに対して答えを得るのは容易ではありません。 第一に、税理士又は…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 事業を営む方が海外法人を使う場合、 ペーパーカンパニーとしてではなく、事業の器として使ったほうが、 より多くの節税空間を作ることができます。これが前回ご説明した基本になります。 今回はその上で、ペーパ…
事業を営む方が海外法人を使う場合、 ペーパーカンパニーとしてではなく、事業の器として使ったほうが、 より多くの節税空間を作ることができます。 ペーパーカンパニーは海外法人を登記して、取引先と契約を締結するだけの使い方で、 形式的に売上や費用、…
kaigaihoujin.hatenablog.com 発展途上国の多くは、海外との貿易を通して豊かになる必要がある一方で、自国通貨と政局安定のために、厳格な為替管理(外貨と資本の流出管理)をしばしば導入しています。 企業誘致優遇制度に惹かれて日本から直接事業投資をす…
kaigaihoujin.hatenablog.com ⇒前回のつづき 海外法人を使って日本法人を買収するとき、つまり事業継承するときに、海外法人サポートセンターが具体的に提供できる価値を説明していきます。 1.海外法人設立・資本再編 事業継承はすでにビジネスの実態があ…
日本では、国内企業の3分の2が後継者不在の問題を抱えており、そのほとんどは地方の中小企業で、その数は全国で150万社にも登ると言われます。 候補者を見つけるのが難しい、候補者を見つけてもそれを育てるのが難しい、引き継ぎロードマップを策定・実施す…
東南アジアビジネスのハブはシンガポールです。 この度、某日系耐久消費財メーカーのシンガポール進出をサポートさせていただきました。 当該クライアント様はすでに東南アジア諸国で事業展開をしていたものの、ハブとしてのシンガポールに自社拠点をおくこ…
節税の考え方とテクニックの話を少し。 ①節税の方向は、売上を下げる、費用を上げる、課税を先延ばしする、の3種類です。 ②黒字会社と赤字会社では、法人税の取り扱いに違いがあります。 ③また、海外法人と国内法人でも、法人税の取り扱いに違いがあります。…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 仮想通貨と現金の取引について、よくある質問を追加しました。 Q: 仮想通貨の保有者は、海外法人の名義でなければならないか? A: 仮想通貨も現金も、名義は海外法人あるいは代表・株主個人の名義であれば大丈夫…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 仮想通貨と現金の取引についてサポートを始めたと書いたところ、 反響が大きかったので、よくある質問をまとめました。 Q: どんな仮想通貨を取り扱いますか? A: (常時)BTC、ETH (応相談)USDT、BNB、DOGE Q: …
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ フィンテックサービスの勃興で、海外銀行口座を単に『開設』するだけでなく、銀行口座と同等かそれ以上の機能を、自ら『創出』するのが主流になると1年半前に書きました。 この間、eKYC技術の進歩、法規制の整備…
ご好評にお応えして、 今年も仮想通貨ビジネスに最適な転売案件を公開させていただきます! 法人登記国:セーシェル 設立年月: 2021年 法人状況: 活動中(良好) 銀行口座: マルチカレンシーの決済口座×1 デビットカード×1 仮想通貨取引所アカウン…
資産形成のフェーズによって必要となる海外法人や海外口座が異なるように、 事業おいても、フェーズごとに経営課題も施策も違いますので、 海外法人や海外口座の使い方も変わります。 1.個人事業主 2.法人化 3.新市場開拓 4.多角化 5.事業部化 6…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 海外法人を使って、中国でオフショア銀行口座を開設し、中国投資する という文脈でこれまで記事を書いてきました。 今回は逆に、中国法人を使ってオフショア銀行口座を開設する という文脈で書いていきます。 中国…
以下のオフショア法人を弊社で設立いただいた方限定で、 珍しいレンタルオフィスサービスを提供いたします。 ・セーシェル法人 ・BVI法人 ・ベリーズ法人 ・サモア法人 ・マーシャル法人 海外法人を「オフショアに」登記するだけでなく、 「オフショアから」…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 前回、ノミニー代理人と信頼関係を作ることが、ノミニーの仕組みを利用して匿名性を高める上でとても大切だと書きました。 注意深い方なら、そのときに「相場から大きく外れた安い費用で、身分を何も明かさずに申し…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 各国の会社法改正や、銀行口座開設審査の必要書類追加にもかかわらず、ノミニーは、真のオーナーの個人情報や資産情報の匿名性を高めるために、依然として、とても有効な手立てです。 一方で、コンプライアンス強化…
海外法人口座と個人口座の間でお金をどのようにやり取りすればよいか、よく質問を受けます。 この質問が10年以上減ることなく続く背景には、個人口座に海外収益を入れると課税対象となるかどうかという根深い不安があると考えます。 実際のところ、タックス…
近年、海外法人の銀行口座開設が困難になっているだけではなく、口座開設後のデビットカードやクレジットカード発行も困難になっております。カードを主な出金手段に考えている方は、スキームの複雑化を余儀なくされてきました。 そんな中で、存在感を示しつ…
kaigaihoujin.hatenablog.com →前回の続き ワクチン接種が世界的に広がるにつれて、海外移住についてのお問い合わせ件数も回復しつつあると感じます。 前回の記事で書いたとおり、弊社サービスの特色は、単なるビザ取得の事務代行ではなく、ビザを取得しやす…
国際ルールへの適合と、業界再編が一段落したスイスの銀行業界。 依然として世間から離れた場所で、神秘主義的なサービスを展開する姿勢が主流な中、 積極的に非居住者サービスの裾野を広げようとする銀行も現れております。 1.完全リモートでの口座開設審…
kaigaihoujin.hatenablog.com 日本国内において、法人成りすると、 税金下がる、信用が上がる、責任が減る、継承が容易、といったメリットがあります。 海外においても本質は変わりません。 海外法人を活用して法人成りすると、法規制が洗練している分、こう…
お客様の属性とコンプライアンス意識にははっきりとした関連性があります。 年齢や性別、職業や業種別に見ると、目立った示唆はありませんが、 総資産額別に見ると顕著です。 1.資産総額が数百万円から1億円前後 コンプライアンス意識は総じて低め 最低価…
新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限により、口座開設面接へ渡航できず、 長らく足止めされている方がかなりの数にのぼります。 特に渡航しての面接が、口座開設の成否を大きく左右する香港とイギリスにおいて、 問題は一層切実です。 最終的には、口…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 前回の記事から1年半が経ちました。 仮想通貨市場が賑わいを見せています。 www.cnn.co.jp まずは、米国の政策金利引き下げによるドルの弱体化をきっかけに、 一部のリスクオフマネーが流入し、ビットコインの通貨…
中小企業や個人事業主・個人投資家の方にとって、 これまでは、海外法人を設立したあと、 どこかの銀行で口座を開設するのが主流でした。 しかしこれからは、銀行口座を『開設』するだけでなく、 銀行口座と同等かそれ以上の機能を、 自ら『創出』するのが主…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 100万円以上の、企業の継続取引レベルの海外送金が必要な場合は、海外取引に強い会社に、商流に入ってもらうことが有効です。 具体的には2つのパターンがあります。 1つ目は、海外取引を長く行なっている同…
kaigaihoujin.hatenablog.com →前回のつづき 海外の債権回収代行をサービスとして開始すると書かせていただいたのの、 実は毎年数件、お客様から個別に依頼を受けて、取り組んできた仕事でもあります。 海外法人・オフショア法人はもともとは資産を保全する…
楽をするためには、楽できる仕組みを作る努力が必要です。 海外法人でいえば、最初に作るときだけ、時間と資金を投入するも、 そこで息切れしてしまって、 メリットを享受する前にドロップアウトする方が少なく有りません。 海外法人も日本法人同様に、法人…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ オフショア法人は国際ビジネスをスムーズに行うために設計された器です。 ビジネスの本質はリソースの整合です。 そのため、国際的にリソースを整合させるのに、 オフショア法人を利用するのは有力な選択肢になり…