マルチカレンシー口座が使えて、世界約200の国と地域で現地通貨を引き出せるATMを保有するシティバンクが日本での個人向け銀行事業を終了しました。
月額利用料が高いのがややネックになっていましたが、個人にとっては非常に便利なサービスだったといえます。
(某社社員はこのサービスが福利厚生の一環で無料に受けられていたそうですが、どうなるのでしょう。)
HSBCやスタンダードチャータードに続き、これで欧州系銀行の日本での個人向けサービスは、完全に邦銀の手に移ったということです。
つまりは、完全に日本政府の管理下に置かれたということです。マイナンバー制度が導入されて、この管理はますます強まるでしょう。
SMBCになるなら、シティバンクの口座を別のところに移したい。
でも魅力的なサービスが見つからない。
そんな不安のある方も多いと思います。
不安を抱えていても何も変わりません。
誰よりも先に勇気を出して、具体的に調べ、考え、行動に移した者が、いつも果実を手にするのです。