前回:個人投資家が得をする新興国投資 その2 - 海外法人サポートセンター
の続き
12月はじめに記事を書いてから、海外投資について多くのお問い合わせを頂きました。私自身投資畑の出身ではなく、事業畑の出身ですので、オフショアファンドやらポートフォリオやらベータやらEBITDAやらは、知識として持っておりますが、それを運用して収益を継続的にあげられるほどの実力はないですし、他人の実力を評価することもできません。むしろ、一つ一つの投資先を吟味するための評価軸や考え方についての問い合わせのほうが、明瞭で、おそらく役に立つ情報を提供できるのではないかと思います。
お客さんの今ある投資戦略を変えるではなく、私の投資戦略から得るものがあれば、自由に得てください、というスタンスです。
ですから、アドバイスを求められた際は、
「私は○○と▼▼が重要な評価軸だと考えているので、□□□の事業に自分でもお金を入れています」といったトーンになります。
なんだかんだで即効性を求める現金な方が多いようですので、少し書きますと、私は今、東南アジアの小さなインフラ事業にお金を入れています。
サービスが本当に地域社会にとって必要であること、雇用に貢献できること、少なくともここ5年は市場が成長を続けること、小さな金額からも大きな金額からも投資を始められること、利回りが高いこと、中期的には他のビジネスとの相乗効果が得やすいこと、現地のマネジメントチームが優秀で信頼できること、など、私なりの評価軸をクリアした数少ない事業です。
東南アジアといえば不動産投資というイメージが強いと思いますが、新興国での不動産投資は残念ながらやっておりません(推奨もしてしておりません)。リスクと労力と中抜きの大きさが投資家にとって割に合っていないと考えているからです。
もちろんこの考えは、合う合わないがあると思います。
しかし、お金を入れる方向性を固めたお客様のお金の流れや契約の方法については、うまくニーズに合った形で調整させていただいております。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com
おっと、オフショア生保(海外積立)のことを詳しく聞かれても分かりませんので、あらかじめご了承ください。