ブログから海外移住についてのお問い合わせが一番多いのはなんとニュージーランド。
技能移民、投資移民のケースもあることはありますが、ビジネス環境が世界一整っていると言われ、私有財産の保護も徹底されているニュージーランドで法人を設立して移住し、永住権も得られる起業移民についてのお問い合わせがメインになります。
グローバルビジネスを展開し、現地の雇用や技術蓄積にも貢献し、大自然とモダンな都市が併存するおおらかな社会で、家族を大事にしながら生活する、というと心躍るイメージばかりが膨らみますが、現実はかなり厳しいです。
日本で会社を経営しており、英語に不自由なく、1億円(すくなくとも5千万円)くらいはポンと出せて、ようやくスタートラインに立てると考えておかなければなりません。
移住前は手続きだけでなく、日本に残した会社をどうするのかについても考えなければなりません。
移住後は慣れない土地でゼロからビジネスをおこし、ニュージーランドにとって社会的意義のあるビジネスで利益を出し続けなければ、永住権は取得できません。
失敗したら、借金を拵えて日本に逆戻りです。家族も一緒なら目を覆いたくなる結果が待ち受けています。
海外移住の夢がうたかたの悪夢に終わるだけならまだいいですが、人生の貴重な数年と失敗した時に必要なリカバリー期間を本当に賭けるに値するのか、よく考えなければなりません。
夢は夢のうちが一番楽しいのかもしれません。
しかしそれでも、現実の重みに耐えて、前へ進みたい方は、一度お問い合わせください。弊社も真剣にサポートさせていただきます。
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