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海外法人転売の舞台裏 その6 転売案件とシェルフカンパニー

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本ブログにこれまで書いてきた海外法人の転売案件と、シェルフカンパニーは別物です。

 

転売案件が実際に何かしらのビジネスを行なってきた海外法人であるのに対し、シェルフカンパニーは登記を済ませただけの法人です。

 

転売案件は何かしらビジネスを行なってきた法人ですので、法人口座が付いていることが多いです。一方、シェルフカンパニーは登記を済ませただけで実際に営業していないので、法人口座はついてきません。

 

それぞれの利用目的ですが、転売案件の買い手は、時間や過去や身分を得るために海外法人を買います。一方で、シェルフカンパニーは、一般的には、法人登記の2週間を待てないから3日でなんとかしたいといった特急登記のために買うものです。

 

これだけ見ると、特別な目的があるときは転売案件を買い、法人登記スケジュールに少し余裕を持てば、シェルフカンパニーは存在意義がないように思います。

一般的には、その判断で正しいです。しかしそれはそのまま、特別なケースではシェルフカンパニーの存在意義が出てくるということの裏返しでもあります。

 

 初めて海外法人やオフショア法人を設立される方にはオススメはしておりませんが、ステージが上がれば、シェルフカンパニーを使うべき状況が出てくるかもしれないとを覚えておいて損はないと思います。

 

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