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180億円の弁護士費用

先日、弁護士費用総額が180億円に達した収賄事件の、被告側弁護士と話す機会がありました。

 

その時の話題で興味深かったのが料金体系。

弊社のアドバイザリーサービスは、着手金、中間提案報酬、最終提案報酬、成果報酬の4段構成ですが、その弁護士の方は、時間チャージと成果報酬のシンプルな2段構成になっているとのこと。

いろいろ議論しましたが、つぎの理由から構成の違いが生まれ、そしてお互い今の料金体系が妥当、というところに落ち着きました。

 

①工数と成果の関連性が強いか

弁護士はリサーチから出廷まで圧倒的に工数勝負です。

法定の一連のプロセスをこなすこと自体、ある種の成果と言えます。

 

②成果を定量化しやすいか

弊社のアドバイザリーサービスの成果は金額で明確に示すことができます。

そのため、提案そのものに、金銭的価値があるのです。

一方、弁護士の場合は、論理構成だけでは金銭的価値に直結しません。

 

③クライアント・実績がブランディングになるか

弁護士は一つ大きな案件をこなすとそれを職歴に記載できます。守秘義務はございますが、ニュースになりますし、判決もでますので、クライアントが誰なのかが公開されます。それが社会的にステータスの高い人であればあるほど、ブランドイメージが向上します。

一方、弊社のアドバイザリーサービスは世間にクライアント名が出ることはありません。そのため、新しいお客様から信頼を得るには、労働時間ではなく、提案内容そのものを評価していただく必要があるのです。

 

180億円もの弁護士費用がかかる案件は世界中見ても例が殆どないことですが、日本でこれを依頼主に納得してもらうことは極めて難しいでしょう。

しかし世の中には極めて重大で、私のような凡人には想像もつかない問題と対峙されている方もいると思いますので、もしニーズがあれば、1%の紹介料で、先述の弁護士をご紹介させていただきます。

 

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