前回:海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その1 - 海外法人サポートセンター
の続き⇒
法人口座開設の難しさは以下に分解できると考えています。
1 審査書類の準備の難しさ
2 面接の難しさ
3 銀行内部審査の難しさ
今回は1番について書きたいと思います。
審査書類はおおまかに法人の登記情報、法人の取締役や株主の個人情報、事業内容を示す書類の3種類に分けられます。
個人情報はいわゆるパスポートであったり住所を証明できる書類であったり、信用力があることを示せる書類であったりします。
法人の登記情報は、法人の登記証や基本約款などを指します。
そして事業内容は、ビジネスプランやカタログや、契約書類を指します。
きちんと登記され、きちんとした代表がおり、きちんとビジネスを行なっていく法人だけに口座を開設するというのは、銀行として当たり前の姿勢ですので、上のような書類が必要になってきます。
この審査書類の要求が年々高くなっております。準備する書類の書類が増えたり、今まで認められていた入手が簡単な書類が認められなくなったり、英語での準備が必須になったり、会計士の承認が必要になったりするようになりました。
こういった意味で、審査書類の準備が難しくなったと本ブログでは書いています。
この難化傾向を受け、弊社では、主要銀行からの追加要求をいち早く捉えてお客様に伝えると同時に、審査書類を準備状況を確認し、困り事を解消することで、口座開設の成功率を高める支援をしております。
口座開設のためのサポートサービスは、受験のための予備校のようなものとしてイメージいただくと分かりやすいかもしれません。