オフショア法人の人気にも流行りすたりがあります。
数年前はオフショア法人の代名詞になるほど、誰でも設立できたBVI法人やケイマン法人をいまから選ぶ人は殆どいないのではないでしょうか。
法改定により元々の効能が失われたり、費用が高騰したことがしばしばその理由として上げられますが、これは需要側からとらえた一面的な理由でしかありません。
実のところ、法改定後、営業戦略を大幅に変えてきたBVI法人やケイマン法人側がオフショア初心者をお客さんとして選ばなくなったので、こういった海外法人を扱う力量のある業者がなくなり、自然と店頭に並ばなくなったという供給側の理由もあるのです。
人気を博していたオフショア法人が店頭から消えた時、それはそのオフショアの終わりではなく、別の形での始まりなのかもしれません。そういったオフショア法人を勧められないということは、利用者としてお客さんが選ばれなかったからなのかもしれません。
選ばれなくてもやはり使ってみたい天邪鬼な方がおりましたら、個別にお問い合わせください。お客様の方向性と適正しだいでは、面白いスキームを享受できるかもしれませんので。
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