弊社海外法人サポートセンターは海外法人を活用してお客様の利益最大化をサポートさせていただく会社ですが、そもそも海外法人は一体何を指すのでしょうか。
海外法人とは、平たく言えば海外で登記された法人全般を指します。海外法人は法律用語ではありません。
一方、似ている言葉で外国法人というのがございますが、これは本社が外国にある法人を指す法律用語です。詳しくは以前の記事をお読みください。
では、弊社が扱う海外法人とは、具体的にどういったところで登記された法人を指すのでしょうか。主だったところは本ブログのカテゴリに記載してある法人になります。
これらに共通して言えることは、いずれも法規制が緩やかで、あるいは法体系が成熟しているために、法律技術を活用する余地がある法人である、ということです。つまり海外法人は税率の低いシンガポール法人や香港法人や、あるいは小さな島国にあるオフショア法人だけを指すのではなく、法律技術活用の余地さえあれば、オンショア法人を含めた概念なのです。
本ブログの読者のみなさまは勉強家が多いと思いますので、私がいまさら当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれません。
しかしながら、この法律技術を持たない海外法人設立仲介業者や、香港やシンガポールの会計事務所に、とりあえず香港法人やオフショア法人設立を依頼される方が一向に減らない現状をかんがみれば、
海外法人は活用されることを前提とした法律によって支えられてできている、という基本原則を忘れてしまっている方が多いと言えるかもしれません。