海外法人に関する問い合わせを受ける際に、お客さんが知識不足から非常に安易で、リスクのある判断をされようとしていると感じることが多々あります。
そこでお客さんを諌めたい気持ちが当然に湧き上がるわけですが、具体的な知識を提供して理由を説明するのは、コンサルティングサービスに該当するので有料になってしまいます。有料となると、本当にお客さんのためのリスク回避策であるにもかかわらず、弊社パッケージの売り込みと取られかねないジレンマが生まれてしまいます。
その結果、無料なら歯に物が挟まったようなアドバイスの仕方にならざるをえないところがあります。
同じジレンマに対処するために、医師なら、検診中・手術中に違う問題が見つかった場合、医師の判断でオペを追加し、追加費用も徴収する旨の同意書を患者より事前にとっています。サービス範囲外だから依頼主の問題を見て見ぬふりをするのはプロフェッショナルに反するからです。
海外法人も使い方を間違えればお客さんの社会生命を脅かす事態になりかねないので、医師と同じく事前の同意書を取るか、あるいは、別の方法としていくらかデポジット頂くか、少し考えています。