前回:海外口座と相続問題 その4 - 海外法人サポートセンター
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相続税率が引き上げられて1年あまりがたちました。少しでも多くの資産を子息に残したいのは当然の親心ですが、これを最後の大仕事と捉えて最優先で取り組む経営者・資産家はあまり見かけません。
相続のやり方は、資産の性質と金額、家族構成などによって大きく変わります。特に金額が大きいほど、スキームが複雑になりますので、時間がかかるものです。数年に及ぶことも珍しくありません。
そして時間がかかるということは、その間、法律が改定されたり、家庭環境が変わったりして、軌道修正を余儀なくされるということです。
根気強く対応してくれる知識と経験が豊富なアドバイザーを味方につけなければならないのはもちろんのこと、相続人自身が真剣度を高めて忍耐強くこのトピックに取り組めるかどうかで、晩年を後悔なく過ごせるかどうかが変わってきます。
少し不謹慎な書き方になってしまいますが、思い当たる節がある方は早めにご相談ください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com