オフショア銀行と聞くと、大手銀行と比べて財務基盤が脆弱で、どこにあるのかも分からない島に登記されていて危ないという、印象を受けられる方がおります。オフショア銀行についての知識がなければ、危なっかしいところに資産を預けることにためらいが出てくるのは当然のことです。
そういった利用者の不安を払拭するために、実のところオフショア銀行は登記国の法律によって、登記から運営までかなり厳しく規定されております。
ビジネスモデルもシンプルで、預かった利用者の資産を積極的にハイリスクな事業に投入するわけではありませんので、みなさまが考えられているほど危ないというわけではありません。むしろ資産保全という文脈で捉えるなら、ネームバリューのある大手銀行よりも安全とさえ言えます。
もちろん、一番安全でないのは、みんなのお金は自分のお金と考えている某組織にお金も人生もを託してしまうことです。