海外法人を使っていると、大なり小なりトラブルがおきます。これは日本の国内法人を運営していても同じなのですが、海外法人のトラブル処理のほうが難しく感じられるのは、法律の違い、商習慣の違いに起因する漠然とした不安と、実際のやりにくさがあるからです。
そしてトラブルをうまく処理するためには、大なり小なり費用が発生してしまいます。海外法人のヘビーユーザーほど、トラブルが複雑で規模も大きくなる傾向にありますので、びっくりするような請求があるかもしれません。
よく理解できない業界の、起きるかどうかもわからないトラブル予防のために出費をためらうこともあるかと思いますが、トラブル予防費用のほうがはるかに安いですので、信頼できる海外法人サポート会社から薦められた最低限の救命胴衣をつけてから、航海に出るようにしましょう。
何も持たずに航海中に難破すれば、多額の救助金を払うか、海の底に沈むかの2択しかありませんので。