お客様から状況のヒアリングをさせていただく際に、自分を大きく見せようとする方に出くわすことがあります。半ば見栄から、半ば弊社と有利な条件で仕事を進めたいからそうされるのだと思いますが、残念ながら、これはお客様にとってマイナスの結果を生む可能性があります。
海外法人を持っていないにも関わらず何年も経営していると言ったり、持っていないはずの海外個人口座へ実際は送金していたり、といったことがあると、せっかく高い費用を払ってコンサルティングを受けても、前提が間違っているわけですから、アドバイスが意味を失います。それどころか、逆効果になることさえあります。
とくに付き合いがまだ浅いお客様の場合、その性格や背景を察して弊社から再確認したり、申告いただいた内容を補正するのが難しいですので、どうしても人様に言えない事情は伏せていただいて、それ以外は、等身大の情報を共有いただいたほうが、お客様自身にとって確実にプラスです。