前回の続き⇒
金持ちがますます金持ちになり、持たざる者がますます富を失う二極化が進む中、海外法人への規制が厳しくなったために、海外法人をある種の裏技として使い、成熟・硬直した社会構造を打破して豊かになれる人が今後減ること見込まれると、書いてきました。
勇気と才能と運だけでなく、資本力が不可欠になりつつあるということです。
お金を稼ぐために海外法人を活用するのにも、お金が必要になってきた、ということです。
持たざる者が大きな成功の元手を稼ぐためには、信念を曲げて、望まない仕事に従事したり、矮小な生活を送らなければならないことが出てくるでしょう。
これを妥協と取るか、プライドを捨てるほど強くなると取るかは、価値判断が分かれてくるところですが、いずれにせよお金が必要だという現実は変わりません。
何も手を施さなければ、貧しさが貧しさを呼ぶサイクルは止まりません。