前回の続き⇒
半年ほど前に、「海外口座間でお金のやり取りをされる際にマイナンバーを要求されませんが、いずれマイナンバー制度をその領域にまで拡大するための取り組みが行政によってなされております。」と書きました。
直接このような取り組みがなされているわけではございませんが、国際ルールの変更に伴い、結果として、海外口座間のお金のやり取りが管理できるようになりつつあります。
いつの時代も管理が強化されれば、地下に潜り悪事を働く勢力が力をつけます。
まっとうなやり方で海外送金や資金還流することのデメリットにばかり注目して、逆に怪しい送金代行サービスに騙されて、大事なお金を失う方が出ないよう、祈るばかりです。
管理する側にどのような目的があるにせよ、管理される側には管理されると同時に守られるという特権が付されることを、忘れてはなりません。