オフショア法人を設立される目的が、実業、投資、節税の3つのバランスだとこれまで書いてきましたが、若い経営者の中には、結果としてこの3つの目的を達成するが、主目的が場所にとらわれない働き方だという方が少しずつ出てきました。
もともとオフショア法人の設計思想は、世界中のどこからでも快適に国際ビジネスができる環境を提供することですので、様々な国で生活を体験しながら、インターネットを通して世界中にサービスを提供される方との親和性は非常に高く、むしろ本来の利用法とさえ言えます。
オフショア法人を通して経済的成功を手に入れることが至上命題であり、それを通して人生を豊かにし、その豊かさを次の世代に継承していくという考え方は、旧態然としたお金の世界の常識にすぎないのかもしれません。