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貧しくなる日本をどう生き抜くか その8

kaigaihoujin.hatenablog.com

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これまで7回にわたって、日本が国として貧しくなり、貧富の格差も大きくなるばかりで、持たざる者にとっては海外法人を活用して逆転を図ることも難しくなっていると、問題定義してきました。

 

では、結局の所、貧しくなる日本をどう生き抜けばいいのでしょうか。

私が過去を内省したり、成功した方の取り組みを見たり、尊敬する方と意見交換して思うのは、追い風に乗ることと、好きなことを続けることがとても大事だということです。

 

追い風に乗ることの大切さは、昔の日本、少し前の中国、今の東南アジアの高度経済成長を見れば明らかです。

政府と歩みを揃えて実需に応えることが、企業家として大成功する条件でした。そして、仮に商才がなく、不断の努力を行えなくても、たまたまその国の発展する地域に昔から住んでおり、土地不動産を保有している一般市民や、たまたま現地の大企業に入社した平均的なサラリーマンは、経済的メリットを大いに享受することができました。

そういった意味では今の日本経済は完全に向かい風です。たまたま生まれてくる時代が遅かったために、何もしなければ貧しくなりつづける環境に甘んじなければなりません。

しかしながら、外国人である日本人がいきなり新興国に飛び出して起業や現地企業へ就職するのは自らにディスアドバンテージを課すようなものですので、よほど現地コネクションや専門的な知識がない限りは、流れに抗わず、新興国が日本に感じている価値をより効果的に、そしてより効率的に提供できる業界・事業に身を投じるのがスムーズです。

 

一方で、追い風は何も海外に限った話ではなく、日本国内にもたくさんあります。技術的な強みをもつベンチャー企業が上場する、あるいは大企業に買収されるタイミングや、成熟産業であってもイノベーションや法改定が起きそうな領域はゴロゴロあります。その領域に主体的に果敢に挑戦すれば大きな成功に近づきます。そうでなくても、そこに居合わせるだけで、貧しさから脱しうる程度に、恩恵に授かることができます。

 

全体が貧しくなるなかで運要素の強い追い風に期待しても無駄、頑張っても無駄、と嘆いては何も始まりません。日頃から追い風情報にアンテナを張り巡らせ、機会を待ち続ける努力が必要です。その努力なくして、いくら専門スキルを高めても、いくら社内政治に気を遣っても、いくらリスクを取ってイチかバチかの勝負をしても、それこそ無駄な期待であり、無駄な頑張りだというべきです。

 

追い風情報は当然ながらお金が集まるところに集まります。効率よく情報収集されたい方は、以下のメールよりご連絡ください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

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