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面接枠の減少、申請者の増加、香港口座開設難化

これまで提出書類、英語力、預金額の観点から、香港では非居住者の口座開設が難しくなっていると書いてきました。

 

ここに来て、主要銀行は、増える一方の審査工数と面接工数を抑えるために、面接枠のコントロールにも力を入れております。

 

いくら事前準備を徹底しても、MAX10枠/日(平均はこれを遥かに下回る)に対して40件の予約があれば、それだけで合格率が1/4に落ちてしまいます。

 

足切りされないようにするためには、早く予約するのはもちろんのこと、特定のルートから紹介を受けたり、ビジネス実績を事前に示したりと、他の申請者よりも著しく信頼に足る申請者だと銀行に示すことがますます重要になります。

 

競争相手も日本人ではなく、資産の海外逃避を狙う中間層以上の中国人と、経済発展とともに富を形成した東南アジア人がメインになります。

 

今のところ、予算と時間をかければ合格率を高める余地がございますが、そう遠くない未来に、少し経済的な余裕がある程度の日本人がお金をばら撒いても口座が作れない時代が訪れます。

 

容易に口座開設できる機会が20年以上に渡って提供されていたにもかかわらず、それを活用しなかったわけですから、今更口座開設で苦労しても、誰のせいにもできません。

 

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