イギリスで新たに制定された不明財産に関する命令(UWO)に基づき、アゼルバイジャン籍の夫婦は、BVI法人名義で高級住宅街に20億円以上もの豪邸を購入できた理由を明確に説明することになりそうです。
UWOとは、不正に入手した金を英国内で洗浄した可能性のある外国政府関係者を対象とする新たな法的権限。これまでは、証拠不十分で、不動産所有者を告発したり資産を差し押さえたりするのはほぼ不可能だったが、今回の導入でそれを可能にする狙い。
夫は2016年に有罪判決を受けて服役中だが、今回の裁判では、高級百貨店ハロッズで24億円もの買い物をした妻の身元も明かされることになった。
きれいな移民の受け入れ政策とともに、過去に受け入れた疑わしき移民の整理も本格化しそうです。