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年明けから一つ良いお知らせです。
海外法人サポートセンターは、2つ目の海外投資案件の資金回収に成功しました。
2015年から2017年まで、日本の個人投資家を対象に行われていた、東南アジアのコンドミニアム投資案件です。
コンドミニアムは数万円や数十万円で買えるものではありません。最低でも1件あたり数百万円、ものによっては数千万円になります。また、海外から投資するわけですからいろんな手数料もバカにできない金額に登ります。投資家にとってリスクも負担も大きい投資になります。
そして、投資用コンドミニアムが投資リターンを狙えるだけの価値があるかどうかは、建設後に証明されますので、数年間は資金を引き出すことができません。それをいいことに、このケースでは、悪徳仲介業者が、投資家から集めた資金を全額プロジェクトに投入せず、長期に渡って私的流用していました。
発覚まですでにかなり時間を要していましたが、コロナ感染の拡大で、投資家が、仲介業者や建築会社を直接訪問できないことも、問題を長期化・複雑化させている状況でした。
そこで弊社は、東南アジアで長年培った人間関係で、現地から直接投資プロジェクトの実態把握に努めると同時に、法律技術を駆使してグローバル金融センターで留保された資金がないかリサーチを行いました。
1年以上の時間がかかりましたが、5億円規模の投資額のうち、実際にコンドミニアム建築に投入された資金を除いて、半分を超える2億8千万円相当を回収することができました。
全額一括即日返金の理想とは距離がありますが、それでも紛争解決のアプローチとして、裁判手続きを選択したときの相場と比べて、はるかによい結果を投資家へ還元できました。
海外投資に失敗したときは、お力になりますので、
一人で悩まず、まずはメールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com