前回の続き→
国内資産の相続をスムーズに進めるために、海外法人や海外口座の活用が有効と、これまで書いてきました。しかしこれは、資産を現金化して海外に移して終わりという単純な話ではありません。
・不動産やリース契約のような現金化しにくい資産をどう取り扱うのか
・海外送金の名目は何にすべきか
・日本国内で経営する企業をどのように海外と資本再編すべきか
・海外法人や海外口座の名義が被相続人の場合はどのように相続人に名義変更すべきか
・被相続人・相続人の海外移住は必要なのか
実際に動き出そうとすると様々な問いが生まれます。
そして、これらを解くには豊富な専門知識と熟練したオペレーションが不可欠です。
とりあえず海外口座を開設して海外送金したけれど、そのあと日本国内でも海外でもトラブルになるケースが何件か続きましたので、少し書きました。上で例に挙げた問に対して具体的な解を持たない方は特に注意が必要です。
相続は長期戦です。時間をかけてしっかり準備した分だけ果実を手にできます。
真剣に検討されたい方は、メールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com