前回の続き→
シンプルに一人で事業を行っているフリーランスや個人投資家の方が
海外法人成りする場合、決算が必要な香港法人のような海外法人を
手間だと感じる方が多く、
低税率で決算や監査のない法域での法人登記を選びがちです。
しかし、事業や投資が軌道に乗ると、収益で金融資産を購入したい、
あるいは別の企業を買収したいといった場面で、
決算をしたほうがメリットが大きくなるポイントがあります。
その際、決算や監査のない法域で海外法人を登記したにも関わらず、
過去の分も含めて自主的に決算して、
法人自体も表に出して活動されることを選択する方が少なくありません。
最初から決算のある海外法人を設立すべきか、
最初は決算のない海外法人を設立すべきか、
どのようなタイミングで決算のない海外法人でも自主的に決算すべきか、
海外法人を活用する上で、結構大事な論点です。
どんな評価軸でその意思決定をすべきかは、
タイトルの通り「アセットを回す力」がキーワードになります。
真面目に考えたい方は相談に乗りますので、メールからご連絡ください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com