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情報のセキュリティ その2 問い合わせと信頼関係

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お問い合わせを受ける際に、まれにお名前を名乗らず、挨拶もなく、要件だけ短文で投げられる方がおります。

ブログで知った見ず知らずの相手に、人に言い難いお金や人生の相談を持ちかけるわけですから、警戒される気持ちは大いに理解できます。万が一こちらが政府関係者や専門知識を持った犯罪者だったらと思うと気が気でないでしょう。

 

しかし、それならば信頼関係ができるまでのあいだ、偽名を使ってもいいわけですし、挨拶まで省略する必要はどこにもありません。

せっかくお問い合わせ頂いたからには、最低限の返事を書くようにはしておりますが、こちらも人間ですので、お問い合わせいただいた方が満足できるだけの情報を提供するはずがありません。つまりお客さんからすれば、問い合わせという労力を得られたのに、得られたはずの情報をえられないという結果になってしまいます。

 

最初は不安が大きいと思います。しかし、それはサポート業者も同じです。

高慢に聞こえるかもしれませんが、むしろお客さんがサポート業者を選ぶときに感じる不安よりも、まともな業者であればあるほど、新しいお客さんを選ぶ時の不安のほうが大きいのです。

既存のお客様への影響、他社からの情報の抜き取りを真剣に考えるほど、背景の分からない人からいきなり頂戴頂戴攻撃を受けるわけですから、新規顧客の扱いは慎重にならざるを得ません。

 

互いを尊重しながら、互いのメリットを考えながらコミュニケーションを取ることを心がけたほうが、満足のいく、納得のいくサービスをお客さんが結果的に受けられると思っております。

 

当たり前のことを書いていますが、問い合わせの当事者になるとそれを忘れてしまう方がどうも一定数いるようです。

これからお問い合わせをされる方には、この記事を心の片隅にとどめておいていただきたいです。

 

おっと、言い忘れましたが、問い合わせを装った情報抜き取りはバレていますからね。

 

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