業界のことについて
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は、世界を代表するトップレベルの投資銀行であり、金融市場における存在感は際立っています。 外資系金融機関でありながら、日本の厚生年金と国民年金の管理・運用を行…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ グローバル商業銀行の本拠地以外での法人形態には、主に現地法人として銀行免許を取得するパターンと、あくまで外資銀行の支店として登録するパターンがあります。 前者には現地の銀行法に基づいて法規制が全面的…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 続いてご紹介するのはバンク・オブ・アメリカ(Bank of America, BOA)。 バンク・オブ・アメリカは、米国を代表する世界最大級の金融機関のひとつ。 その前身は、1904年にカリフォルニア州サンフランシスコで創…
mBridgeとは、国際決済銀行(BIS:Bank for International Settlements)が主導した、中国・香港・タイ・UAEなどが参加する複数国の中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)をつなぐクロスボーダー決済プラットフォームです。 従来の国…
金融機関の成り立ちを知ることは、その金融機関の考え方・カラー・得意分野を知ることであり、海外口座の開設や利用に役立ちます。 これから、グローバル資本の歴史と題して、世界の主要銀行についてご紹介していきます。 第一回は、世界最大級の銀行グルー…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 緊迫した中東情勢による、ドバイ・アブダビから資金流出先は、主に次の通り。 欧州資本→ロンドン 中国資本→シンガポール(資産管理)+香港(投資ファンド)+タイ・ベトナム(直接投資) インド資本→シンガポー…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ チート級の秘匿性を誇る「無記名株式」、「無取締役法人」、「匿名口座」などは、本日においても、完全消滅したわけではなく、制度上痕跡として残っている場合と、法律技術を駆使すれば正当に成立する場合と、そ…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 今回は、アカウント内の通貨ごとの口座番号が異なる場合について説明します。 こちらは近年減少傾向にある、一つのアカウント内で、通貨ごとに異なる口座番号が割り当てられる仕組みです。 たとえばアカウント内…
国際的な金融機関や送金サービスでしばしば提供されるマルチカレンシー口座。 1つのアカウントで米ドル、ユーロ、日本円などの複数の通貨を同時に保有・管理・両替できるサービスですが、その裏で生成される口座番号とカード番号の仕組みは銀行によって違っ…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 前回、オフショアトラストは、総資産3億円以上で、複数の法域に資産と家族がある国際的な富裕層にとって有効だと書きました。 なぜなら、オフショアトラストの本質は、オーダーメイドで非居住者の資産を法的に隔…
オフショアトラストと聞くと、なんとなく富裕層の特殊で複雑な仕組みという印象を持たれる方も多いと思います。 海外法人を提供する業者の中にも、トラストの仕組みを正しく理解していないところが少なくありません。むしろ間違った知識と方法しか流通してい…
海外送金を行なったことのある方でしたら、相手銀行のSWIFTコードを入力する際に、「SWIFT(スイフト)」という単語を耳にしたことがあるかもしれません。 SWIFT(スイフト)とは、国際銀行間通信協会を指し、金融機関間の安全なメッセージングネットワーク…
海外法人でFX会社を立ち上げたい、海外FX業者としてライセンスを取得するにはどうしたらいいか、という問い合わせをよくいただきます。FX会社を設立するには、登記する法域ごとの法規制や審査要件を詳細に調査し、遵守する必要があります。 このシリーズでは…
海外法人を設立し、運営していくうえで、切っても切れない行政手続きは、法人設立、登記変更、法人閉鎖(清算)の3つです。 主要法域ごとの標準的な所要時間を以下にまとめました。 法域 法人設立手続き 登記変更手続き 法人閉鎖手続き 香港 10~15営業日 10…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき→ 今回はモルディブ法人の登記手続きについて説明します。 モルディブの会社法は、イギリス保護国時代の影響でイギリス法の枠組みを持つため、法人設立の手続きは簡素で、登記書類の提出から数営業日で登記証明書が…
インド洋の青い海に浮かぶモルディブ共和国は、約1,200の島々から成る小さな島国です。 現在では高級リゾートが立ち並ぶ世界有数の観光地として知られていますが、その歴史は古く、多様な文化の交差点として発展してきました。 古代のモルディブは、インドや…
2024年半ば、一年ほど前にブルームバーグでこんな記事が出ていました。 シンガポールがマネーロンダリング事件以降、海外資金の精査を強化している一方で、香港は優遇政策により富裕層を取り戻しつつあるというもの。 www.bloomberg.co.jp 2025年も2/3が過ぎ…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ HSBC香港において、「実体」と「信用」があれば、設立してから歴史の浅いオフショア法人であっても、口座開設が認められつつあると書きました。 この「実体」と「信用」の基準は、業種にも当てはめることができます…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 香港はアジアにおける代表的な国際金融センターとして知られ、法人銀行口座の開設を検討する企業や投資家にとって有力な選択肢です。中でも最大手であるHSBC香港における法人口座開設は、多国籍ビジネスやグローバ…
kaigaihoujin.hatenablog.com ⇒前回のつづき 2025年6月9日にシンガポールで施行されたCorporate Service Providers Act 2024(CSP法)について、施行からちょうど2ヶ月が経ちました。この新法は、シンガポール法人の透明性向上とマネーロンダリング防止を目…
オフショア法人を設立することは、節税や資産保全、国際ビジネスを考える方にとって魅力的な選択肢です。しかし、「オフショア法人 設立費用」はどのくらいかかるのか、具体的なコストや注意点が見えにくいという声も多く耳にします。 そこで、この記事では…
世界規模でローンや外貨両替などのサービスを提供し、国際貿易と海外投資を促進するグローバル商業銀行。HSBC銀行、スタンダードチャータード銀行、シティバンク、ドイツ銀行、JPモルガン・チェース銀行などが代表例です。 こうした銀行は、日系大手銀行のよ…
kaigaihoujin.hatenablog.com ⇒前回のつづき 決済代行会社は、加盟店の開拓から決済処理、売上管理など、店舗側の決済インフラを支える機能をアクワイアラに代わって行なうと以前書きました。 取引の円滑化および手数料削減のために、一般に、決済代行会社は…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ オフショア決済代行会社としての、事業免許(ライセンス)の主な審査項目を挙げます。 ・法人登記 ・オーナーシップ ・経営陣の経験と資格 ・顧客プロファイリング ・取引履歴の管理 ・システムの信頼性 ・サイバー…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ いよいよオフショア決済代行会社を作る手続きの話に入ります。 まずは、登記法域の選択です。 クロスボーダー決済型とハイリスク決済型は、審査要件や取引先が異なるため、登記法域も異なります。 クロスボーダー決…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 香港、シンガポール、ドバイを中心に、アジアのファミリーオフィスは、コロナ下においても、年々倍増し、現在では合計で5000以上あると言われます。 その数を正確に把握できないのは、この業界が秘密主義の上に成…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ ファミリーオフィスは、超富裕層の資産管理だけをするスマートな仕事ではありません。ファミリーのためならなんでもする、ウェットで泥臭い奉仕の仕事です。 それは、ファミリーのマネーを守るだけでなく、ときに…
kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ ファミリーオフィス業界が人材不足だと書きました。 このことは、海外法人業界にも影響をおよぼしています。人材不足だから引き抜きに動くとケースは少なく、圧倒的に増えているのは業務委託です。それも海外法人…
長くこの仕事をしていると、他で海外法人や海外口座を作ったことのある方が流れてくることがあります。 海外法人サポートセンターでは、どんな経緯があったにせよ、支払いにコミットメントいただける依頼主にはサービスを提供させていただくスタンスですが、…
金融ニュースでたびたび登場する「脆弱性」。 この「脆弱性」は、資産価値の急落、負債の不履行、流動性の停滞、サイバー攻撃、不正取引などのリスクをまとめて指す言葉です。 脆弱性の対策として重要なのが「管理」ですが、欧米と日本の金融機関の管理方法…