「香港かシンガポールか」
海外口座を作るときも海外法人を作るときも、誰しもが必ず一回は悩む問い。
・中国事業をするなら香港
・グローバルに証券や債券に投資するなら香港
・非居住者でも口座開設しやすいのは香港
・東南アジア事業をするならシンガポール
・ファミリーオフィスを利用するならシンガポール
・政治的リスクが低いのはシンガポール
いままでなら弊社もこのようにお答えしてきましたし、
同じようにお答えする業者も多いでしょう。
しかし、最近この問い自体が変わりつつあります。
フィンテックの成熟と人材の流動によって、
香港とシンガポールのいいとこどりができるシーンが増えてきたたからです。
シンガポールの金融機関の支援を受けて、香港でマルチカレンシーの決済口座を持つ
香港の貴金属会社を通して、シンガポールの仮想通貨取引所で換金する
香港のオフショアスキームで、シンガポールのカストディアンサービスを利用する
たとえば、こういった「香港もシンガポールも」の事例が出てきています。
業界として相乗効果のあるインフラやスキームの構築が進んでいるため、
利用者が、ゼロから両法域で、法人や口座を作る必要はなく、
新たなインフラやスキームに乗るだけで、
利便性・匿名性・収益性のより高いサービスを受けられるようになります。
「香港もシンガポールも」が広がれば、アジア全体として金融がより強くなります。
これは、成長市場で経済的に豊かになる努力をしたい、
その過程で人生も充実させたい日本人にとってもいいことです。
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