海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

業者選び

広告を掲載しない理由

海外法人サポートセンターが広告を掲載しない理由はシンプルです。 広告費よりも開発費と調達費にリソースを投入する経営方針だからです。 海外法人関連サービスをつくり、お客様にお届けするまでに、主に次のコストが発生します。 1.開発費 各国の法規制…

景気後退局面で試される企業の底力

新型コロナウイルスによるロックダウンの経済へのダメージは計り知れません。 程度の差こそあれ、影響を受けない業界はないのではないでしょうか。 多くの企業が、配当金削減、支払い猶予延長、一時営業停止などでキャッシュフローを確保してこの不況を乗り…

海外登記代理店の良し悪し

コストダウンを目的に海外の登記代理店に直接連絡される方もおられると思います。 しかしながら、メジャーな法域においては、流通が豊富であるゆえ、価格差がほとんど存在しません。一方、マイナーな法域においては、流通が限定されるゆえ、価格メリットはあ…

海外法人の登記住所

海外法人の利用者が気にされないが、登記代理店はじめオフショア業界で実は気にされているのが登記住所です。 登記住所には、単に法人を登記している場所という形式的な意味の他に、ブランド力と、情報セキュリティの実利が伴っています。 ブランド力は、特…

HSBC香港個人口座難民の行き先 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ HSBC香港の個人口座について、利用者のみならず、口座開設サポート業者や海外投資仲介業者からの問い合わせも増えております。 BVI法人の法改訂のときよりも小口利用者が多いだけに、仲介業者の夜逃げ増加が予想さ…

海外法人の閉鎖手続は超重要です。その4

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 海外法人の経営に失敗すると、これ以上の出費を避けるために、残ってしまった法人の更新費用や閉鎖費用を踏み倒そうとされる方が出てきます。この習性は、ブログ経由のお客様かどうかにかかわらず不変のようです。 …

海外法人設立代行業者はどこへ消えた?

HSBC香港の前で列をなす日本人グループが姿を消す中、乱立していた海外法人設立代行業者や口座開設サポート業者も、あらかた姿を消しました。 しかしこの世界には運命というものがあるようで、HSBC香港の前で列をなしていた日本人グループが国境を超え、業界…

共通報告基準(CRS)について その4

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 11月ごろより共通報告基準(CRS)の実施により海外法人や海外口座はどうなっていくのか、という問い合わせが著しく増えております。 コミュニケーションを取らせていただく中で意外と勘違いが多いように感じたの…

価値相応の費用

海外法人設立について問い合わせをされる方の中には、今でも一定数、海外法人の登記費用だけを支払って、情報提供は無料で受けられると考えている方がおります。 たとえば、実践的な節税の方法を無料で教えてもらい、メリットと実現可能性を納得できて初めて…

海外法人のトラブル処理 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ トラブル処理費用は高くつくので、予防用の情報や仕組みに少し費用を払ったほうが賢いと書きました。 では、トラブルが起きてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。商習慣の違いは慣れるしかありませんが、法…

オフショア銀行とは その8

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ これまでオフショア銀行の口座開設も、利用も費用が高いと書きました。 すると、インターネットで探し当てた他社で、値段そこそこで、苦労せずにオフショア銀行の口座開設ができた方から反対の声があがるかもしれま…

コンサルティングと営業の違い

近年コンサルティング営業という言葉が流行っておりますが、コンサルティングと営業は異なると私は考えております。 コンサルティングの本質は、お客さんへ気付きと、複数の解決案を提供することです。一方、営業は、手持ちの商品を販売することです。販売の…

オフショア法人の正しい作り方 その2

前回:オフショア法人の正しい作り方 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ オフショア法人設立は登記国の政府公認代理店に依頼すべきと書きましたので、英語に自信がある方は、主要オフショア国に直接コンタクトされるかもしれません。 しかしながら、その努…

オフショア法人の正しい作り方

オフショア法人を作るとき、海外法人設立代行会社に依頼するケースがほとんどだと思います。 これまでも業者の選び方について書いてきましたが、もう一点追加するとすれば、 依頼先が登記国の公認エージェントである代行会社を選ぶべきです。 ひとつ目の理由…

海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その4

前回:海外法人の法人口座開設は本当に難しいのか その3 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ これまで海外法人の法人口座開設の難しさにおける、審査書類の準備の難しさと面接の難しさについて書きました。今回は銀行内部審査の難しさについて書きたいと思…

会社秘書役の重要性 その2

前回:会社秘書役の重要性 その1 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 書類管理において海外法人・オフショア法人の法律を熟知している秘書役を選ぶ必要があると書きました。 この書類管理と並んで重要なのが、情報管理です。 オフショア法人の登記国が定め…

会社秘書役の重要性 その1

会社秘書役の仕事内容については、以前に、海外法人詐欺についての記事で詳しく書きました。 海外法人詐欺に合わないために その2 - 会社秘書役のお仕事 - 海外法人サポートセンター 今回は、そんな仕事をする会社秘書役がどのような文脈で重要になってく…

パナマ文書について その10 海外法人設立サポート会社の所在地

前回:パナマ文書について その9 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ お問い合わせいただいた方の中から、海外法人サポートセンターはどこにあるのか、直接訪問してお話を聞きたい、というコメントを頂くことがしばしばあります。 本来、私がお客様にお邪…

海外法人転売の舞台裏 その3

前回:海外法人転売の舞台裏 その2 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外法人の性質上、少人数で特定の目的のために運用されるケースが多いため、転売するときは、株式譲渡かつ取締役の総入れ替えが一般的です。つまり規模が小さいながらも、一種のM&A…

パナマ文書について その8

前回:パナマ文書について その7 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 日本人向けに海外法人設立代行サービスを提供している業者が、パナマ文書の一件で火消しに追われているとのうわさがチラホラ聞こえてきます。 変なお客さんを取ってしまったのか、それ…

パナマ文書について その7

前回:パナマ文書について その6 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 合法だけれど道義的に許せない富裕層の行為として世間に定着したパナマ文書ですが、今週ついに、オフショア法人所有者の名前と住所が公開されました。 一部インターネット上では、住所…

激安法人設立競争の裏側

海外法人設立代行を激安でサポートする業者が増えるのに比例して、口座開設に失敗する方の数が増えております。 これは価格競争の末、品質を下げる業者が増えたからではなく、元々品質水準を満たせない業者が数多く業界に参入してきたためです。 中には格安…

海外法人・オフショア法人設立のタイミング

ビジネス環境の変化によって、海外法人・オフショア法人を設立するタイミングを仕方なく前に倒したり、後に倒したりする場合があります。 実際は後ろに倒していいことはあまりないですが、新しいビジネスで儲かる可能性を早く高めるよりも、実際に発生する設…

パナマ文書について その5

前回:パナマ文書について その4 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 「パナマ文書」につき、先週、パナマ警察が、情報漏えいがあった法律事務所モサック・フォンセカの本社に対し、家宅捜索を行ないました。 edition.cnn.com 主な目的は政府高官の汚職、…

お客さんが海外法人サポート会社の信用を得るには

海外法人設立サポート会社として、お客さんの信用を得るための条件は、専門知識と経験に基づいた的確なアドバイスをすることと、ミスなく仕事を納めることです。 一方でお客さんがサポート会社の信用を得るための条件は、業務遂行に必要と思われる情報や考え…

パナマ文書について

政府系プロジェクトでドタバタしている間にパナマショックがあり、ブログのアクセスも少し伸びておりました。 time.com 今回、世界的なスキャンダルとなったパナマ文書ですが、 適正規模を著しく超えて拡大路線に走った法律事務所と、赤信号皆で渡れば怖くな…

海外法人サポートセンターの情報開示

なかば不安から、なかば好奇心から、本ブログをとおして弊社にお問い合わせ頂いた方は、根掘り葉掘り、弊社のことや私個人のことについて聞きたがる傾向にあるように思います。 いくら調べても何も情報がでないわけですから不安にもなりますし、興味もあるの…

海外法人のメリットデメリット比較

弊社にお問い合わせ頂いた方から、いろいろな法人のメリットデメリットを比較したいという依頼をよく受けます。 設立費用や各国の税率など一般論でお伝えすることはできますが、 メリット、デメリットはお客のおかれている状況によって大分変わってきます。 …

ノミニー特集 その9 法域によって異なる運用

前回:ノミニー特集 その8 ノミニー(Nominee)代理人の費用 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ ノミニー制度に関する法律は法域によって異なります。 ほとんど実態として名義貸しを黙認していた法域もあれば、ノミニー活用法人に対して特別な申告義務を…

敗戦処理はつらいよ その2 - 海外法人サポートセンターで対応しやすい敗戦処理案件

前回:敗戦処理はつらいよ - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 前回とは違って弊社が他社からバトンタッチされても請けやすい仕事をリストアップさせていただきます。ブログのタイトルは少し仰々しいですが、読者の方にとって有益な情報だと思います。 1.…

仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

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