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アメリカのトランプ大統領が保護主義政策を取り始めたことで、米中の通商・為替リスクが顕在化し、世界経済の不確実性がさらに増しております。そんな中にあって、中国はしたたかにEU、イギリス、そして第三世界と戦略的互恵関係を結び、グローバル経済の舵取り役のポジションに収まろうとしています。極めて優秀で、冷徹で、志の高い隣国のエリートたちが二番手インドを大きく突き放しながら、ヘゲモニー(覇権)を握ろうとしています。
中国を中心とした、文字通りの中華経済圏の拡大に沿って貿易と投資を行なうことが経済的成功を後押しするのは疑いのない事実です。
中国法人、香港法人、そしてオフショア法人の中国口座の使い勝手はすでにかなり高い水準まで来ております。
その流れに身を委ねるかどうかはみなさま次第です。