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今回のパナマ文書ショックで初めて海外法人に関心を持たれた方もいれば、逆に海外法人設立を検討していたが尻込みし始めた方もいるでしょう。実際に海外法人、特にオフショア法人を保有していて戦々恐々としている方もいるでしょう。
いずれのケースであれ、この事件はお客さんが海外法人の利用について自分の頭で真剣に考えるいいきっかけになったのではないかと思います。
海外法人の仕組み、歴史、法律を運用できるレベルで理解し、経済倫理について悩みながら節度のあるサービスを提供する弊社の仕事ですが、基礎知識を身につけ、情報管理もサービスもずさんだけど、日本語のホームページがきれいなだけの事務所に高いお金を払ってしまわない程度に賢くなるのはお客様の仕事だと考えています。
知識を身に付ける過程で(本ブログ含め)底の浅いインターネット上の記事や、脚色されたコメントに惑わされはなりません。いろいろな国際機関や政府の公式ページと、そこで出てきた参考文献を一度読んでみると、景色が変わって見えることでしょう。
一方で、その過程で変な頭の使い方を身につけてもいけません。海外法人の活用にその型がマイナスに働くからです。
とはいうものの、多くの方は知識を身に付ける過程で身についてしまった型が変かどうか分からないと思いますので、真剣に海外法人を検討していて、それが心配な方は、直接お問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com