海外法人サポートセンター

海外法人設立、法人口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

海外法人のメリットデメリット比較 その2

kaigaihoujin.hatenablog.com

前回の続き⇒

 

かなり前に書いた記事が最近読まれているようですので、続きを書きます。

前回、海外法人のメリット・デメリットは利用者のニーズによるので一般論で一概に答えられないと書きました。

 

これに加えて今回は、法人を一つ作ればすべてを解決できるわけではない、ということについて触れたいと思います。

 

オフショア法域は互いに競争関係にありながらも、協業関係にもあります。

 例えばとにかく法人登記が早い法域/事務所と、とにかく口座開設が容易な(容易だった)法域/銀行があれば、業務関係が深まりますので、自ずと人の交流も盛んになり、裾野産業も広がります。

また、船舶登記を得意とする法域とファンド組成を得意とする法域があれば、自ずと船舶リースによる節税スキームや投資商品が洗練されていきます。

 

国際的なマネーロンダリング対策や脱税対策により、協業相手、協業内容に変化は生じておりますが、法域同士の持ちつ持たれつの関係を意識してスキームを組成する考え方に変更はありません。

 

 

f:id:kaigaihoujin:20170730180757j:plain

 

 

仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

オフショア投資ブログランキングに参加しています。

にほんブログ村

人気ブログランキング