シンガポール最大手ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB銀行)は
アメリカ人気歌手テイラー・スウィフトのシンガポール公演チケットについて
自社カード会員限定で先行販売タイアップしたところ、
7-9月のカード手数料収益が、前年同期比89%増の1億400万SGD(約114億円)
になったとのことです。
既存カードユーザーからの予約だけではなく、新たに30-40歳女性を囲い込みに
成功したため、収益の底上げ効果が期待できます。
海外銀行の発行する個人向けクレジットカードは、
旅行、ショッピング、ダイニングの領域で、一定のベネフィットを提供してきました。
エンタメのグローバル化、チケットのプレミアム化の中で、UOB銀行の成功を見て、
アジア各主要行では、ショービジネスとのタイアップが加速すると思われます。