アイルランドはイギリスとの唯一の陸地国境を共有する北西ヨーロッパの国で、
一人当たりGDPは常に世界トップクラス。
欧州市場への進出を考えるなら一度は検討すべきアイルランド法人。
今回はアイルランド法人を作るメリットをご紹介します。
アイルランド法人のメリット①
アイルランド法人は、なんといっても低税率。
法人税率が12.5%と非常に安く、国際的な最低税率が導入されても15%と
非常に安い水準を維持できると見込まれます。
これに加えて、新たに設立された法人に対する減免措置、
居住会社に対するキャピタルゲイン免除措置、
非居住者への配当金源泉徴収免除措置、
ヨーロッパ各国との租税条約にある特典条項などなど、
節税を促す法規制が完備されているため、
最終的な実効税率を最低税率よりもさらに圧縮できるケースが少なくありません。
アイルランド法人のメリット②
アイルランドは英語を公用語としている唯一のEU加盟国であり、法定通貨もユーロ。
EU加盟国、未加盟国とわず、長期的なビジネス関係を構築できています。
そのため、多くの事業領域において、
国境を越えた財、資本、サービス、従業員の自由な移動が可能で、
ヨーロッパビジネスのハブとして、地の利を活かすことができます。
アイルランド法人のメリット③
アイルランド法人は厳格かつ効率的な会社法のもとに置かれます。
法人登記は2-3週間でオンラインプロセスを完了することができます。
有限責任会社を設立する場合、訴訟または損失があった場合でも、
アイルランド法人の法則下に責任が限定されるため、
本国に居住するオーナーや親会社全体へ影響が及ぶことがなく、
新規事業に関する多くのリスクを軽減することができます。
アイルランド法人のメリット④
アイルランドは教育水準が高く、英語を公用語とする唯一のEU加盟国ということで、
グーグル、アマゾン、Facebookといった名だたるハイテク企業が
ビジネスを拡大してきました。
そのため、アイルランドにはハイテクビジネスのインフラが揃っています。
AIやDXビジネスに不可欠な研究所、設備、人材といったハード面に加えて、
行政の理解、銀行の前向きな姿勢、業界カルチャーといったソフト面の要素が、
成熟しているの魅力的です。
以上、アイルランド法人をビジネスの側面から見たメリットをご紹介しました。
文化的にも、アイルランドはイギリスの影響を受けながら独自性を保つ
とてもユニークな国です。
法人設立を機に関わることで、きっと皆様の人生に彩りを添えることができます。
興味のある方はメールよりご連絡ください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com