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海外法人における会社秘書役(Company Secretary)の重要性

海外法人について調べるとよく会社秘書役(Company Secretary)という言葉に出会います。

 

会社秘書役は、株主総会や取締役会の議事録の作成・保管、政府への届出書類の作成・提出、発行済株券の保管業務、法人の設立や閉鎖業務など、登記内容の更新と保管を行う役員のことで、オフショア業界では普遍的かつ重要な役職です。日本に例えるなら「司法書士」や「行政書士」の役割にあたります。

 

この会社秘書役になるには、政府が発行する専門のライセンスが必要で、取得するだけでなく、毎年厳しい試験に合格してはじめて更新できるものです。また、秘書役はライセンスを保有して膨大な実務をこなしており、政府機関のみならず関連する士業や金融機関にもネットワークを持っておりますので、お客様の要望を満足させるための資料の作り方、最新の法規制に適した文書管理のやり方などを熟知しているのに加え、それを実行に移すだけの腕力も持ち合わせています。

 

しかしながら、日本人向けにサービスを提供しているほとんどの業者はこの秘書役ライセンスを保有しておらず、ブローカーの役割しか果たしていないのが実情です。ブローカーは、実務に精通しておらず、ネットワークも持ち合わせていないため、スキームの開発や実行はできません。手数料をとって、単なる橋渡しをしているに過ぎません。

 

ですから、最初はブローカー経由だとしても、賢明なお客様であればあるほど、秘書役ライセンスを保有している業者にやがて直接仕事を依頼するようになり、そこでのやり取りを通して更に賢明に海外法人の活用方法を学んで、資産を増やされたり、資産を保全されたりします。

 

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