前回:パナマ文書について その2 - 海外法人サポートセンター
の続き⇒
この一件のおかげで、ここ1週間、普段の4倍以上の問い合わせが来ております。
よくいえば「これのおかげで」ですが、わるくいえば「これのせいで」問い合わせが来ております。
特に目についたのが、一昔前に脱税で流行ったBVI法人。租税情報共有の網を運良くくぐり抜けてきたが、過去の記録は消えないので、途方にくれているというもの。
お問い合わせいただいた方の望む結果に持っていく方法がないわけではないですが、弊社の経済倫理に照らしてそれを提案することはできなかったため、具体的なお話に進む前に、今の会社秘書役さん、および日本の税理士さんと相談するように伝えました。
オフショアの魅力を伝えるのは弊社の役目ですが、それはオフショアへの敷居を下げることを意味しておりません。汚れたオンショアからきれいなオフショアを守るのも弊社の役目です。